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法華経の智慧第3巻からの抜粋
・・引用開始・・・
戸田先生
”我々の生命には仏界という第不思議の生命が冥伏している。
この生命の力及び状態は想像も及ばなければ、筆舌にも尽くせない”
中略
戸田先生は、全生命で宇宙に瀰漫する魔と戦っておられたのです。
戦いは壮絶でした。その苦痛、その緊張感は誰にもわからないでしょう。
普通なら、病気になるか、死ぬか、自殺するか、精神に支障をきたすか。
それくらい、生命への猛烈な圧迫があるのです。
”他化自在天”とは、こうも考えられるのではないだろうか。
”自分以外の全てを、自分の手段として利用しようという生命の根本的傾向性”
これは、生命が生きていこうとする限り。ある意味では自然の欲求と言えます。
反対に”自己を周囲のために捧げよう”とすることは極めて難しい。
慈悲、人間愛、奉仕、これらは素晴らしいことであるが、実践は極めて困難です。
宇宙と自分は一体不二である。そう頭でわかってはいても生命ではわからない。
これが元本の無明と言える。
この無明のために、宇宙を自分のために奉仕させ、手段にしようとする。
それが”他化自在天”であり、”第六天の魔王”であり。”権力の魔性”です。
引用終わり・・
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