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【2018平昌五輪】
実はマスコットさえまだ決まっていなかった…韓国民の関心度わずか10% これまで何をしていたのか?
財政難、新設競技場工事の難航など難問が山積する平昌五輪だが、さらなる難問が開幕まで2年を切った段階で解決していない。韓国内で同五輪の盛り上がりが低調と伝えられる状況で、ブームづくりの鍵を握る「マスコット」がいまだに発表されていないのだ。韓国メディアは今年6月に開催される国際オリンピック委員会(IOC)の執行委員会で承認され次第、発表されるという見通しを報じるが、本番まで残り1年6カ月に迫る。広報活動の遅れはすでに観客動員に影響しているようで、五輪組織委員会は4月11日に入場券価格を発表したが、観衆を呼び込むために価格を低く抑えなければならない要因もあったようだ。不備続きの平昌五輪の状況に、韓国ネットユーザーは「平昌五輪ブームを巻き起こすなんて可能なの」と呆れるばかりだ。
冬季五輪でマスコットが導入されたのは1976年インスブルック大会が初めてという。これまで開催地域性を踏まえて、クマやオットセイ、フクロウなど親しみやすいものが制作された。五輪の象徴的な存在となり、前評判を盛り上げるイベント活動などで活用されている。1988年ソウル五輪では開催5年前には決定され、遅くとも3年前にマスコットが決まっているのが通例になっている。
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