こんばんは。
竜人(りゅうじん)です。
育休を一年取ると職場の人達に話した時の反応について書きたいと思います。
育児休業を一年取ることを社長と話したのが数カ月前で、職場の人達に話をしたのは育休を取る約一ヶ月前のこと。
その職場は私が約2年ほどいろいろな案件で仕事をしていたところで、細かい話ですが私が雇用されている会社と、働いていた職場は別の会社でして、私はその職場に出向していたんですね。SE(システムエンジニア)の仕事ではよくあることです。
とはいえ、2年も同じ職場で仕事してますので、厳密には他社の人達なんですが、お昼ごはん一緒に行ってたり、仕事で一緒に乗り越えてきたりとしていましたので、仲良くやらせてもらっている関係でした。
話をした時期は年度末で忙しく(皆週に一度はこんな顔するような時期)、私は4月までは人員として確保されている状態で、5月からの案件は予定をまだ確約していない状態。
SEという職種は人月(にんげつ)という考え方で、案件ごとに人を確保して月単位で仕事が変わるような環境なので、バタバタ感があったりしますが、5月以降も多数の案件がある中で人員も少ない部署だったので正直言い出しにくかったのを覚えています。
まずは職場の部長さんに話があると伝えて会議室へ
(竜人)お忙しいところすみません。ちょっと今後の予定でお話したいことが・・・
(部長)ん?じゃあ会議室行きましょうか
(竜人)先日5月からの案件について、私のことも人員として入れたいと仰っていましたが
(部長)はい
(竜人)実は今お嫁さんが妊娠していて、4月に産まれる予定なんです
(部長)おぉ、そうでしたか。出産は大変ですからまだなんとも言えない状況だとは思いますが、まずはおめでとうございます。
(竜人)ありがとうございます。
(竜人)それで5月からは育児休業を取ろうと思っていまして
(部長)(一瞬こんな顔してた)
(竜人)・・・
(部長)子育てはホント大変ですからね、ご家庭を最優先で考えてください。
(竜人)はい
(部長)私も子供が二人いるので大変なの分かります。正直忙しいですし5月からの案件は是非ともご協力頂きたかったですが、ぼくは会社の組織ってものはこういうとき何とかするものだと思ってますから、お気になさらずに奥さんとお子さんのことを大切にしてください。
部長さんの反応はこんな感じで、子育て経験もあり組織の長としての考え方もちゃんとあって、その後も部長さんには高校生と中学生のお子さんがいるだとか、少し子育てについて談話しました。
そして次に開発のマネージャーさんに来てもらい
(マネ)なんの話ですか?
(竜人)実は今お嫁さんが妊娠していて、4月に産まれる予定なんです
(マネ)おめでとうございます
(竜人)ありがとうございます。
(竜人)それで5月からは育児休業を取ろうと思っていまして
(マネ)いいじゃん、いいじゃん。いいと思いますよ、こういう時なんだから休みは取ろうよ。こういうときとらないでいつ取るって話だよね!
マネージャーさんの反応はこんな感じで、休暇とかそういうのはじゃんじゃん取ったらいいよってスタンスの考えがあったようにも受け取れるけれど、話の内容を聞いて即座に状況を判断し、私が育児休業に入ることを気持ちよく受け入れてくれた素振りで、結果的に私が気兼ねなくチームから抜けられるように振舞っていくれていました。
そして次に5月以降の案件で関係のある若手のエースが呼ばれ
(若手)どうしたんですか?
(竜人)実は今お嫁さんが妊娠していて、4月に産まれる予定なんです。それで5月からは育児休業を取ろうと思っていまして
(若手)
(若手)あれ?デキ婚でしたっけ?
(竜人)ありが
(竜人)違います!
(若手)あぁ、ならいいです。ぼくが気になったのはそこだけなので。
若手のエースの反応はこんな感じで、冗談で返しながらサラッと受け入れてくれたのが分かりました。
この後も4人で少し話しまして、
(マネ)若手も結婚したばかりだけど、子供出来たら育休とれるよ
(若手)一年育休取るのは珍しいけれどそういうのうちの会社でもできるんですかね?
(部長)ん?うちでも取ろうと思えばできるよ
(マネ)うん、うん。だから取ったらいいよ
とか、そういう話題で少し盛り上がり、なんだかんだ皆さん忙しくて人手も少ない状況ではあるものの、育休取ることに理解を示してくれて、かつ気兼ねなく取れるように接してくれました。
この話をしたのが約一月前、当時はいつ産まれるかはわからない状況でしたので、とりあえず4月一杯まで私は働く予定で仕事を続けていました。
結果として先週の木曜日にはEMIさんが「月曜に入院」すると決まったので、そのことを職場でも話したときに、仕事が途中でもマネージャーさんが引き継いでくれて、私が抜けられるようにしてくれたんです。
そして先週の金曜日は引き継ぎをして、仕事の終わりに育児休業に入るため挨拶など職場の人達にしていましたら「破水した」ってEMIさんから連絡があり、私は産院へ「今電車で向かってる!」という流れだったのです。
思い起こせば、私はそもそも育休を取れるなんて思ってもなかった「【漫画】男性の育児休暇」
育休を取ることを考え始めたときネットで検索すると割とネガティブな情報が多いのを感じていました。育休のメリットとデメリットとかセットで情報が並べてあり、自分も知らず知らずにデメリットを考えたりして言い出しにくいと思うようになっていたんでしょうね。
ことわざに「案ずるより産むが易し」というのがありますが、職場の人達の反応を思い出すと、育休もまさに「案ずるより産むが易し」という感じで、あれこれと心配するより実際にやってみるとそれほど難しくはないかなと思います。
そんなこんなで育休入りました!
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無題
ちなみに私は年子で生んで手伝ってくれる人がいなかったので、失語症になってしまいました。
そのあともノイローゼで病院通い、竜人さんがいる限りはEMIはそんな事にならないと信じています!
ヴィヴィ
2016-04-25 02:11:08
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