忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

一言映画感想(4/10~4/24)

 | まとめ感想  Comment(0) 

企画の記事を昨日更新しようと思ってたら、公開したばかりのカードワースの店シナリオに感想をもらって、ひゃっほ~いな感じでバグ取りしてたら夜になってたという(笑)
でもって、まとめ感想がたまったので先にこっちをアップ。明日こそファミリー映画の記事をアップするぞ!

4/24 名探偵ポワロ26話「二重の手がかり」
今まで解決した事件で、夫に殺された妻より妻に殺された夫の方が圧倒的に多いから結婚なんてと言ったそばから一目惚れ。ジャップ警部のクビがかかっているのに、事件そっちのけでデートを楽しむポワロさんが見られます。そんな彼に代わり、捜査に乗り出すヘイスとミス・レモンの友情が素敵。ヘイスもだいぶ灰色の脳細胞が鍛えられてるかも…。「お互い同じ国で仕事をするのはやめましょう」のセリフが切なかったです。しかし、以前のサブタイ「二重の罪」はマジで変えるべき。
4/21「ゲットバック(2012)」
初見なのに既視感があるニコラスケイジらしい作品?まあまあ楽しめたが、FBIに若干イラッとさせられた。脚を撃ったらDNAが残るし、気絶させた方がよかったような。金の強奪方法はちょっと面白かった。
4/18「フィラデルフィア・エクスペリメント(1984)」
タイムスリップのシーンに時代を感じるSF作品。意外と面白かったものの、諸悪の根源である博士が「(実験の犠牲になった)君のことを忘れたことはない」とか言ってるくせに、連れてきてくれと命令する時に”生きたまま丁重に”と言わないんですよね。そのせいで主人公は殺されかけるし、逃亡劇の犠牲者もたくさん出て面白さも半減。いろんな意味で諸悪の根源でした。
4/16 名探偵ポワロ25話「マースドン荘の惨劇」
殺人事件の捜査依頼だと思ったら…な展開と、蝋人形館であるものを見つけた時&ヘイスたちに無視されてスネるポワロさんの様子などは面白かったけど、対照的に事件は冷酷。ラストの「あなたの…?フッ、フフフッ」という犯人の冷笑が怖すぎる…!自白が決め手なのと、再見で真相を覚えていたのもあり微妙な印象。あと、戦争ムード漂うガスマスクを使った防衛訓練は「太陽に灼かれて」を思い出した。
4/10「ワールド・ウォー Z」
これは6話以上の連続ドラマの方が面白くなった気が…。断片的な情報からひねり出した対処法は新しかったし、ゾンビタワーも面白かったけど、テンポが速すぎて内容が薄い。主人公がピンチになっても強運ですんなり乗り切っちゃうからなぁ。ゾンビ化するかもしれないと迷わず自殺準備するところで少しウルッときたのと、「人間を救えばそれだけゾンビが減る」にはなるほどと思った。
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映画「ネイビーシールズ」観ました

 | アクション  Comment(2) 

ネイビーシールズ
原題:ACT OF VALOR
製作:アメリカ’2012 110分
監督:スコット・ウォー 、マウス・マッコイ
ジャンル:アクション

【あらすじ】医師を装ってコスタリカに潜入したCIAエージェント、モラレスが何者かに拉致された。すぐさまネイビーシールズのローク大尉率いる“チーム7”が急行し、鮮やかに任務を遂行する。だが、彼女が探っていた南米の麻薬王クリストと東南アジアの国際テロリスト、アブ・ジャバールが、史上最大規模のテロを計画していると判明し…。

相変わらず顔が見分けられないので、きちんと観られたとは言い難いんだけども、映像がクリアで観やすく、話の流れもわかりやすかったので楽しめました。
拉致されたエージェントの救出作戦のくだりは本当に映像がきれいでドキュメンタリーかと見紛うほど。水の中からちょこっと顔をだして川を渡る様子や、おもちゃのような飛行機に取り付けられたカメラからの映像など、下手なSF映画よりもクール。
やけにリアルだと思ったら、本物のネイビーシールズの全面協力を得ていたんですか…そういえばどこかで聞いた気がする。
現在では兵器もかなりハイテク化が進んでいるみたいだから、リアルに描けばそれだけでSFっぽくなってくるんですね~。

作戦開始時はロボットみたいに見えた隊員たちも、仲間の負傷やピンチにはとても人間らしい感情を見せてくれるし、そもそも最初に家族との時間を大切にする姿をしっかり映していたので、見分けがつかなくても彼らに寄り添って観られるところもよかったです。
彼らも本物の隊員さんで役者としては素人だったそうですが、むしろ演技ではなく普段から想っている本当の気持ちだからこそ伝わるのかも。
また、何気に悪役も印象的で、大量殺戮の兵器で金儲けをしているくせに家族愛は強かったり。彼がエージェント?との駆け引きに見事に破れるくだりは人間くさかったです。
もう一人も、自爆テロを唆す時の優しい話し方がね…悪人も魅力的じゃないと人を動かせないんだろうなぁと思いました。

冒頭の爆破テロや中盤の拷問など惨いシーンでは、戦争モノを観ていて感覚が麻痺するいつもの感じになってしまったけど、上記のような描写で引き戻されました。
おかげで終盤の仲間を想う気持ちや、必死に自分の役割を果たそうとする姿にホロリ。
棺に金バッチみたいなのを刺していくのはどういう意味なのか気になって調べたところ、あれはトライデント(バドワイザー)というシールズ隊員の証で、これを棺に打ちつけるのは、敬意や「いつまでも忘れない」という思いを表しているそうです。
そして原題の意味は「勇気ある行動」。ローク大尉の行動と、手紙に綴られた「勇気あるところ常に希望が存在する」の一文にかかってるのかな。邦題はもうちょっと何とかしてほしかった気がします。似たタイトルの作品もあるし…。

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岩合光昭の世界ネコ歩き「ペルー」

 | TV番組  Comment(5) 
Tag:にゃんこ

岩合光昭の世界ネコ歩き「ペルー」1
これを待ってた!
ペルーのにゃんこはやや小柄で可愛いし、なんといっても景色が美しい。
空が青くて、緑は瑞々しく、山は荘厳。
低い雲がきれいに見えるんだけど、ぜんぜん流れていかないんですよ。
そんな美しい空を見てると、時間が止まってるように感じます。
そのせいなのか、ここで暮らす人々とにゃんこ、そして他の動物たちもみんな、のんび~りしていて穏やかで仲良し。
見てるだけで癒されました。

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映画「小さな巨人」観ました

 | 西部劇  Comment(11) 
Tag:アーサー・ペン

小さな巨人
原題:LITTLE BIG MAN
製作:アメリカ’70 140分
監督:アーサー・ペン
原作:トーマス・バーガー
ジャンル:★ドラマ/西部劇

【あらすじ】幼い頃に両親を殺されたジャックは、通りがかったシャイアン族に拾われ育てられる。体は小さいが勇気があると“小さな巨人”と呼ばれるようになるが、騎兵隊との戦闘で捕らえられ、今度は白人社会で生活することに。様々な出会いを通して、やがて彼はインディアン撲滅に異常な執念を燃やすカスター将軍と対峙する。

主人公ジャックは架空のキャラだけど、白人によるネイティブアメリカンへの迫害の歴史をまざまざと描いた作品。
惨たらしい虐殺シーンはマジで西部劇や白人が嫌いになりそうな描写で、よくアメリカでこんな映画が撮れたなぁと感心するほど。それでいて、主人公のキャラが人間味があって飄々としていてコミカルなところもあるので、140分なんとか観てられました。
ダスティン・ホフマンを初めとする俳優陣の演技も素晴らしく、ダレることのない話運びなど、良く出来た作品だったと思います。
印象に残ったのは、冒頭とラストで登場する121歳の主人公(のプルプル感)。これ特殊メイク?と判断しかねていたら、本当にホフマンが演じていたのね。この見事なシワと哀愁漂う姿が、ジャックの人生の壮絶さを表してます。冒頭とラストでは印象も違って見えました。

また、登場するキャラが全体的にデフォルメされた感じで、誘惑に弱い宣教師の奥さんとか、体の一部をいくら失ってもへこたれないペテン師、異常なまでに危険に敏感なガンマン、適応力のある女達、滑稽なほど傲慢な実在の人物カスター将軍など、長い物語なのにみんな印象に残ります。
シャイアン族の長老がとくに素敵で、いつでも優しくジャックを迎え入れる懐の大きさに感動。終盤『心の目を開かせてくれた盲目に感謝する』と、様々なものに感謝を述べて死すらも迎え入れようとする姿からは、後悔は少しも感じられません。彼なら予知夢も精霊との会話もできて当然と思えました。
見応えある作品だったと思います。

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一言映画感想(3/27~4/10)

 | まとめ感想  Comment(6) 

相変わらずカードワースに夢中で、映画はあまり観てません。今は自分でシナリオを作ってるところです。スキルを売ってる店シナリオなのでストーリーとかはないけど、スキルカードのイラストをなるべく自分で描こうと思ったら時間がかかって…。早く仕上げたい…。

4/10 名探偵ポワロ24話「スズメバチの巣」
事件がないとイライラするポワロさんを連れて、男三人で祭へ。相変わらず仲がいいです。でも、ジャップ警部は盲腸炎で入院するし、ヘイスはカメラに夢中。そんな中、紅茶占い(推理力のたまもの!)で事件を予感して、友人を助けようと動き出すポワロさんが素敵でした。ラストの「感謝します」がいいなぁ。数ヶ月を大事に過ごしてほしいです。事件を未然に防ぐ探偵は真の名探偵!でも、ミス・レモンの言うとおり、ダイエットはした方がいいと思うよ(笑)
4/5 名探偵ポワロ23話「プリマス行き急行列車」
これは記憶にないです。前にGyaoでまとめて再見したのは20話前後だったし、初見かも?しぶるポワロさんを口説き落としたパパさんに感心してたら、無情にも即事件。…ラストの手紙が切ない。犯人は一目でわかったものの、殺人事件がいかに残酷なものかを伝えるドラマ部分がよかったので満足。ミス・レモンの「困難は克服するためにあるんです」が素敵でした。
4/4「スター・トレック(2009)」
まったく頭に入ってこなかった…。いきなり未来からとか言われて納得するの早すぎな気が。主人公に魅力を感じなかったし、スポックが彼女と惹かれ合う過程をすっ飛ばしすぎててついていけなかった。
4/1「ロックアウト(2012)」
序盤のCGがひどいし、凶悪犯をコールドスリープで収監ってのが意味不明だった(更生させる努力もせず刑期終えたら放り出すのか!?)し、その他ツッコミどころ満載だったけど、B級アクション映画として楽しめた。大統領の娘が途中で黒髪ベリーショートになるのもいい!あの大気圏突入できるスーツいいなぁ。近未来SFなのに現実的なトリックなのも逆に新鮮。キスで終わらないのもよかった。
3/27 名探偵ポワロ 第22話「100万ドル債券盗難事件」
ヘイスは船に弱いのかな。でも、具合が悪い方が頭が冴えるみたい。ポワロさんにダメだしされなかったどころか、ひらめきまで与えて。しかも、女性の見た目はあてにならないと学習しました!(笑)一方、ポワロさんは万全の準備で元気そのもの。牛の脳のソテーが好物とは…灰色の脳細胞のための栄養かな。
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