「笑顔も一緒に届けたい」新城幸也の熊本地震チャリティーイベントに315人が来場 約85万円を寄付
4月14日に発生した熊本地震を受けて、プロロードレーサーの新城幸也が「熊本地震支援チャリティートークショー&サイン会」を24日、東京・目黒の自転車文化センターで開催した。新城は「僕も何かしたいな、という思いがあって急きょ開催しました。笑顔も一緒に九州へ届けたい」と語り、315人の来場者に対し、熱心にサインや写真撮影に応じた。入場料や会場で販売されたサイン用グッズの売り上げ85万5217円は全額寄付される。
サイン用グッズ完売
2月に開催されたツアー・オブ・カタールで左大腿骨を骨折した新城だが、この日は杖なしで登場。順調な回復ぶりに、会場から歓声と拍手が巻き起こった。
入場料は1000円からで上限額はなく、参加者の希望額を募った。メリダを取り扱うミヤタサイクルをはじめ、新城をサポートする企業が提供したキャップやTシャツ、カレンダーなどがサイン用グッズは完売。新城とのトークショーに臨んだ自転車普及協会の栗村修さんは「我々だけでは思いを伝えられないけれど、こういった機会を与えていただいたことに感謝している」と、新城の呼び掛けのもとイベントを開催できたことを喜んだ。
「できるだけ元気になって」
沖縄出身の新城は「2年前からお世話になっているイベントもあるし、大分は全日本選手権で2回優勝した地でもある」と、九州が身近な存在であることを紹介。「東日本大震災の時は日本にいなくて何もできなかったけれど、できるだけ元気になってもらいたいな、という思いがあった」と九州の人々に心を寄せた。
被災した地域に知人がいるという新城は「避難している人や、車で寝泊りしている人もいる。(新城が毎年開いている)タイ合宿に参加した九州の高校生もいるが、熊本のバンクが壊れて練習できないこともある」と現状を伝えた。
予想を上回る数の来場者が集まったため、トークショーは1時間の予定だったが10分ほどに短縮し、サイン会の時間が多く設けられた。急きょ決まった短縮だったが、来場者たちは温かい拍手で受け入れた。新城は来場者ひとりひとりにサインし、来場者もレース復帰を目指す新城にエールを送った。長時間にわたったサイン会の間も、栗村さんと新城のマネジャーを務める飯島美和さんがトークを繰り広げ来場者を楽しませた。