高校1年生の現代社会の期末テストのことだった。
ぼくは一夜漬けで頭に詰め込んだ教科書の内容をテストの答案用紙に書きなぐっていた。
一夜漬けで得た知識は短期的にしか覚えていられない。そんなことをどこかで聞いたことがあった。
多分このテストが終わったらほとんど忘れてしまうんだろうけど、ぼくは現代社会なんて受験科目じゃなかったからそれでも問題なかった。
ぼくはそんな記憶うんぬんではなく、一夜漬けはもっと凄まじい恐怖体験をもたらした。
夜中のラーメン、早めの朝ごはん、大量のカフェイン、普段と違うリズムに体はビックリしていたのだろう。
あろうことか、テスト中にお腹の爆弾のカウントダウンが始まってしまったのである。
あのとき、もし応急処置として腹痛を和らげるツボを1つでも覚えていたら、陰キャラのぼくがテスト中にトイレのために席を立つなどという辱めを受けることはなかったのである。
今回は、不遇にもこんな場面に遭遇してしまったときに是非押したい腹痛の応急処置になるツボの知識を紹介します。
ツボ押しの基本
ツボを押すときは同時に呼吸を意識すると更に効果が上がると言われています。
①ゆっくりリラックスした呼吸
②押すときはゆっくり息を吐く
③離すときにゆっくり息を吸う
この3つを意識してツボを押してみましょう。
手のツボ
1 合谷(ごうこく)
このツボは知っている人が多いんじゃないでしょうか?
手の甲側にある親指と人差し指の間にあるツボで、3〜5秒押すのを3セット行います。
腹痛以外にも、歯痛、生理痛、頭痛、肩こり、かぜなどに効く万能のツボとしても有名です。
2 下痢点(げりてん)
手の甲側の中指と薬指の骨の付け根部分にあるツボです。
やや強めに3〜5秒押すのを3セット行います。
3 商陽(しょうよう)
人差し指の爪の生え際の親指側にあるツボです。
逆の手の指先でつまむように押します。
胃腸の働きを高め食べ物が効率よく消化吸収されやすくなると言われています。
4 温溜(おんる)
腕をつかむようにして親指で3~5秒押す作業を3セットほど繰り返します。
腹部の血液の巡りが良くなるため、腹痛の軽減につながります。
お腹のツボ
5 中かん
みぞおちとおへその真ん中にあるツボです。
すーっと息を吐きながら、人差し指、中指、薬指の3本で円を描くように優しく押します。
6 関元(かんげん)
お腹から約9cmほど下にあるツボです。
息を吐きながら押して吸いながら離す作業を3セット行います。
7 天枢 (てんすう)
ヘソから左右に指3本分くらいのところにあるツボです。
息を吐きながら左右のツボを3本の指で同時に押します。
腸の調子が悪いときまずはここを押せと言われるほど万能なツボです。
足のツボ
8 上巨虚(じょうこきょ)
主にストレスが要因となって引き起こされる腹痛に効果があるツボです。
上巨虚はひざの下の外側の骨、8cmほどに下にあります。
親指の先で3~5秒押しては離す作業をを3~5分間繰り返します。
9 梁丘(りょうきゅう)
膝の皿の外側のかどから上に指3本程度上がったところの外側にあるツボです。
親指などでギューっと3〜5秒押します。
座っているときなどに押しやすい便利なツボです。
注意
ツボを押すときにはいくつか注意点があります。
ツボ周辺にけがや火傷などの異常がある場合
飲食した直後
飲酒をしているとき
特にこれらの症状や状態が当てはまるかたは、無理にツボを押すと症状を悪化させる可能性がありますので気をつけましょう!
コメント
ここで覚えてしまえば、電車の中、会議中、学校の授業、デート中など、絶体絶命のピンチのときの役立つはずです。ぜひ覚えておいてください!!
ストッパは常に持ち歩こう。
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