熊本地震 熊本県と大分県の被害まとめ

熊本地震 熊本県と大分県の被害まとめ
今月14日からの熊本地震では、これまでに48人が亡くなり、今も2人の行方が分かっていません。避難している人は6万7000人余りに上っています。
熊本地震で亡くなった人は、熊本県の7つの市町村で48人に上っています。このうち、最も多いのは益城町で20人、次いで南阿蘇村で14人となっています。また、西原村で5人、熊本市で4人、嘉島町で3人、八代市と御船町でそれぞれ1人が亡くなりました。

死者

熊本地震で亡くなった人は、熊本県の7つの市町村で48人に上っています。このうち、最も多いのは益城町で20人、次いで南阿蘇村で14人となっています。また、西原村で5人、熊本市で4人、嘉島町で3人、八代市と御船町でそれぞれ1人が亡くなりました。

不明者

今月16日の地震で大規模な土砂崩れが起きた南阿蘇村では、今も2人の行方が分かっておらず捜索が続けられています。

避難生活などの影響による死者

熊本県は、このほかにも、避難生活による体への負担や病気など地震の影響で亡くなったと思われる人が12人に上るとしています。

けが人

けがをした人は、熊本県では23日午後1時半現在で、重傷が267人、軽傷が1018人の合わせて1285人となっています。
大分県では、23日午後10時現在で各自治体に取材したところ、重傷が4人、軽傷が23人の合わせて27人となっています。

住宅被害

住宅の被害は、23日午後1時半までに確認されただけで、熊本県内で5187棟に上っています。全壊が1553棟、半壊が1456棟、一部損壊2178棟です。ただ、被害の調査はまだ途中で、県によりますと、さらにおよそ5000棟が被害を受けているおそれがあるということです。

避難者

自宅が被害を受けるなどして避難をしている人は、熊本県では23日午後1時半の時点で、615か所の避難所におよそ6万7000人となっています。
最も多いのは熊本市で4万713人、次いで益城町が7319人、宇城市が4937人、阿蘇市が3086人、、御船町が2043人などとなっています。
大分県では、23日午後10時現在で各自治体に取材したところ、8つの市で合わせて519人が避難しています。
避難者は別府市が最も多い242人、次いで由布市が91人、竹田市が70人などとなっています。

断水

熊本県内の各市町村によりますと、23日午後5時現在、少なくとも11の市町村のおよそ2万2000世帯で断水しています。益城町ではおよそ1万世帯、西原村ではおよそ2500世帯と、ほぼ全世帯となっています。また、阿蘇市ではおよそ3500世帯、御船町では3030世帯が断水しています。
大分県内では、23日午後10時現在、九重町の791世帯となっています。