野村周平
2016年4月24日13時24分
どうしても違和感がぬぐえない。柔道女子78キロ超級の代表選考についてだ。
全日本柔道連盟がリオデジャネイロ五輪の代表に選んだのは山部佳苗(ミキハウス)だった。17日にあった最終選考会の全日本女子選手権では決勝で候補1番手だった田知本愛(めぐみ、ALSOK)に一本勝ちし、逆転で五輪切符をつかんだ。山部は2日の選抜体重別でも優勝(田知本は準決勝敗退)。直近の国内2戦を見れば、山部選出は妥当な判断に見えるかもしれない。
だが、2人が同時に出た国際大会を比べると、見え方は変わってくる。世界選手権は2014年が山部7位、田知本3位。15年は山部3位、田知本2位。15年のマスターズは山部2位、田知本3位。今年2月のグランドスラム・パリは山部が初戦敗退、田知本は1位。対強豪選手でも、田知本はここ1年の間にロンドン五輪金のオルティス(キューバ)や世界ランク1位の于頌(中)を破った。
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