一億総活躍相 保育士の処遇 1万2000円の改善を
加藤一億総活躍担当大臣は大津市で講演し、人手不足が顕在化している保育士の処遇について、人事院勧告に基づく公務員給与に準じた引き上げ分と合わせ、およそ4%に当たる月額1万2000円の改善を速やかに図りたいという考えを示しました。
この中で加藤一億総活躍担当大臣は、人手不足が顕在化している保育士の処遇について、「もともと自民・公明・民主の3党で、保育士の処遇の5%改善を決め3%分はすでに実施し、去年は322万まで上がった」と述べました。そのうえで加藤大臣は、「残り2%分をまず実施するように、自民・公明両党からも指摘があり、具体性のある中身を示すべく政府内で調整をしている」と述べ、公務員給与に準じた引き上げ分と合わせ、およそ4%に当たる月額1万2000円の処遇改善を速やかに図りたいという考えを示しました。