動画広告の概要
ここでは、DFP Video の使用前に確認していただく基本概念を紹介しています(DFP Video について)。
動画コンテンツ
ウェブサイトに動画を掲載しているなら、動画広告で収益を増やすことができます。オンラインの動画広告は、テレビの広告と同様に考えることができます。テレビのお気に入りの番組に流れる広告のように、サイトの動画コンテンツに広告を配信することができます。ユーザーがそのサイトに移動して、動画コンテンツ(たとえば、シリーズの最新のエピソード)を再生すると、広告が表示されます。
動画プレーヤー
動画広告の基本的な構成要素の 1 つは、動画プレーヤーです。サイトに動画プレーヤーがなければ、動画コンテンツも動画広告も表示できません。動画プレーヤーは、ベンダーから提供を受けるか、個々のサイトでカスタマイズして組み込むことができます。
動画広告とディスプレイ広告の違い
Internet Advertising Bureau(IAB)は動画広告とディスプレイ広告を異なるカテゴリに分類しています。これらの主な違いは次の 3 点です。
インプレッションのカウント
広告がリクエストされるだけでインプレッションが 1 回としてカウントされるディスプレイ広告とは異なり、動画広告のインプレッションは動画広告の再生が開始してからカウントされます。動画広告のインプレッションのカウントを遅らせることで、接続速度が遅かったり興味がなくなったりするなどの理由でユーザーがページから移動した場合にも、より正確にインプレッションがカウントされます。
トラッキング イベント
ディスプレイ広告ではインプレション数とクリック数が主な指標ですが、動画広告の場合、さらに多くのトラッキング イベント(ミッドポイント、25%、75%、動画の完了、VAST エラーなど)を利用できます。
広告の配信先
動画クリエイティブ ファイル(FLV、Webm、mp4、3gp など)がウェブページに配信される前から、動画プレーヤーはページ上に表示され、コンテンツの再生に使われています。広告の動画はこのプレーヤーに直接配信されます。リッチメディア クリエイティブの場合はこれと異なり、リッチメディア クリエイティブがウェブページに配信される前、広告スロットは空きスペースになっています。クリエイティブ ファイル(FLV、Webm、mp4、3gp など)はページに直接配信され、動画は SWF に埋め込まれています。
動画広告のフォーマット
動画広告は、リニア広告とノンリニア広告の 2 つの大きなカテゴリに分類できます。DFP Video ではこの両方がサポートされています。
- リニア広告は、動画コンテンツの再生前、後、中断時に表示されます(プレロール、ポストロール、ミッドロールと呼ばれます)。
- ノンリニア広告は、動画コンテンツと並行して表示されます。ノンリニア広告の一般的な形式であるオーバーレイは、再生中の動画の一部に重なって表示されます。
DFP Video ではコンパニオン広告もサポートされます。これは、ページ上で動画プレーヤーのそばに表示することができる広告です。
広告フォーマットについて詳しくは、IAB のガイドライン(英語)をご覧ください。
Google の DFP Video モジュールを使用する
上記の基本概念に加えて、DFP Video に関する情報をいくつか紹介します。
Google IMA SDK の統合
Google インタラクティブ メディア(IMA)SDK(Flash / HTML5)を利用すると、サイト運営者は動画、ゲーム、音声ストリームなどのインタラクティブ メディア コンテンツに、リニア広告、ノンリニア広告、コンパニオン広告を表示できます。IMA SDK では VAST、VPAID、その他の高度な広告フォーマットがサポートされるため、動画プレーヤーを IMA SDK と統合することをおすすめします。IMA SDK と既に統合されている承認済みのプレーヤーのいずれかを使用するか、IMA SDK を独自のプレーヤーと統合することができます。IMA SDK を使用するメリットをご覧ください。
Google 動画広告タグ
動画広告タグには、マスター動画広告とそのコンパニオン広告(該当する場合)に関する情報をはじめ、動画広告リクエストに必要な情報のすべてが含まれます。動画広告タグは DFP 内部でこれらの情報を収集します。ヘルプセンターに動画広告タグについてのドキュメントがありますのでご覧ください。
VAST(動画広告配信テンプレート)
VAST は、IAB が標準として作成した、動画広告のトラッキングを行うための形式です。DFP Video の広告表示には VAST が使用されるので、動画プレーヤーと広告レスポンスは VAST に準拠する必要があります。準拠しているかどうかを確認するには、VAST インスペクタを使用できます(IAB に準拠するためには、VAST チェーン内のすべてのタグが直接 VAST XML を指している必要があります。HTTP リダイレクトはサポートされていません)。
VPAID(Video Player-Ad Interface Definition)
VPAID は、動画広告と動画プレーヤーとの間の通信を可能にする標準規格です。たとえば VPAID により、インタラクティブなオーバーレイ広告で、広告をユーザーが操作したときに動画コンテンツの再生を中断できるようになります。DFP では VPAID 準拠のクリエイティブがサポートされます。VPAID について
DFP Video の利用を開始する
現在 DoubleClick for Publishers をご利用の場合は、動画広告の利用開始について、アカウント マネージャーにご連絡ください。動画モジュールを有効にした後の作業について詳しくは、スタートガイドをご覧ください。
さらに背景情報をお知りになりたい場合は、IAB が動画広告に関する総合的な情報を提供しています。参考資料として、IAB のデジタル動画リソースをご覧ください(リンク先は英語)。