井納、ＤｅＮＡ投手では７年ぶりの巨人戦完封　日本投手では１１年ぶり

巨人戦完封勝利を挙げ戸柱（左）と笑顔でタッチする井納＝東京ドーム

　「巨人０－３ＤｅＮＡ」（２３日、東京ドーム）

　ＤｅＮＡ・井納が、今季２勝目を２年ぶり２度目の完封で飾った。緩急を駆使して巨人打線に三塁を踏ませなかった。井納の完封は２０１４年５月２３日の日本ハム戦（札幌ドーム）以来。またＤｅＮＡ（横浜時代含む）の投手が巨人戦で完封勝利を挙げるのは０９年のランドルフ以来、７年ぶり。日本投手となると０５年の土肥義弘以来、１１年ぶりとなる。

　井納はヒーローインタビューで「打線が苦しい中で、しっかり粘ろうという投球ができたと思います。低めにということだけを意識して投げました」と振り返った。何かをつかんだのでは、と問われると「いやー、正直まだつかんだというのはないんですけど、一生懸命投げることだけだと思うので頑張ります」と謙虚に語った。ラミレス監督は「序盤から力強いピッチングをしてもらった」と絶賛した。