前回の秩父記事(シバザクラの記事)の後半で紹介した、「秩父豚肉味噌漬本舗せかい」(世界商事)の秩父豚肉味噌漬。
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親しい人間へのお土産に手頃な価格なこと、生もの(?)にしては比較的日持ちすることから、秩父特産のお土産の中では個人的にイチ押しの商品です。我が家も秩父に行った際は自宅用に絶対買ってますし、というか義実家のご両親に買って頂いたり、送って頂くことも多いのですけどね。
食べ方はフライパンで鉄板焼きにしたり、キャベツなど野菜と炒めても美味しいですし、衣を漬けてフライなど色々とありますが(世界商事のサイトでオススメの食べ方が紹介されてます)、我が家で一番よくやるのがホイル焼きです。
創業大正四年 秩父豚肉味噌漬本舗 せかい[おいしい食べ方]
これは以前、世界商事のYouTubeを見たことで試したのですが、豚肉味噌漬がとても軟らかく仕上がり、調味料を使わずとも、きのこや玉ねぎに味噌の味がいい感じに付いて絶品なのです。
豚肉味噌漬をフライパン等で焼く場合は、火加減に気を付けないと焦げやすいのですが、ホイル焼きなら間に玉ねぎを挟んでの蒸し焼きですので、焦がすこともありません(ただし強火はダメですよ)。
秩父豚肉味噌漬ホイル焼きの手順
上でも貼った世界商事の動画を見て頂くのがいいですが、一応我が家のホイル焼きの手順も紹介しておきます。動画との違いは、1人分の量が多いだけです(笑)
箱の中身はこのようなビニールで包まれた味噌の塊のようなものが入っています。
味噌は直接豚ロース肉に漬けられている訳でなく、ガーゼに包まれた豚肉の周りを包むようになっています。これは230gのもの、だいたい5枚入っていますね。
ホイルに玉ねぎを敷き詰めて、その上に豚肉味噌漬を並べます。我が家では1人2枚、夕飯にはこれぐらいあった方がボリュームがあります。
あと、以前は食べる際にナイフで切っていたのですが、ホイルを切ってしまうことがあったので、最初に包丁でカットしておきます。
好きなきのこをタップリと並べて…
といっても、入れすぎるとなかなか火が通らないので注意。エリンギは直接火を入れないとちょっと微妙だったなーというのが、このときの教訓です(笑)
完成です! 味噌の味が付いた玉ねぎがトロトロに軟らかくなっていて最高です。玉ねぎが好きな方はちょっと多めにしてもいいと思いますよ。
余った1枚はキャベツと炒めて翌日のお弁当のおかずで頂きました。
余った味噌の再利用
さて、秩父豚肉味噌漬でガーゼの外側に塗られていたお味噌は他の料理に使うことができます。世界堂のサイトでは、いくつかの味噌の使い方が紹介されてます。
どれも具体的で試してみたいものばかり… 「黄金焼き」めっちゃ美味しそうですね。
- 炒め物の味付けとして
- 味噌田楽のソースとして(だし汁で薄めて砂糖を加えます)
- フライのソースに(砂糖、水、すりごま、白ごまと混ぜます)
- 焼き魚のたれに(砂糖と唐辛子を加えます)
- 黄金焼きのたれに(卵黄をみりんを加えて白身魚や鶏肉に塗りオーブンで焼きます)
※お肉を食べてしまったら、残ったお味噌も捨てずにご利用下さい。(ただし、生食は絶対におやめください)
ちなみに我が家では、残った味噌を使って、再度豚肉を漬け込んでみたりします。これぞ豚肉味噌漬の無限増殖!(笑) …といっても、何度も使うのは衛生的にも不安なので再利用は1回切りですが、最後にもう一度料理に使うぐらいなら大丈夫かな?
以前一度だけ、余った味噌を味噌汁に漬かってみたことがあるのですが… 個人的にはあまりオススメしません(笑)(甘め、薄味が好みな方には合うかもしれません)
適当な豚ロース(生姜焼き用の多少厚切りのものがいいでしょう)を買ってきて、ガーゼでくるんで漬け込みます。冷蔵庫で保存して数日後には良い感じに味がしみ込んでいます。
この味噌豚を使って改めてホイル焼き。芸がないと言われてしまいそうですが、簡単で美味しいからいいんです!
やはり添えるきのこはエノキとシメジ位が丁度いいと思いますよ(笑)
ちなみに秩父の豚肉味噌漬は地域の特産品ということもあり、お土産屋などを覗くと他のブランドのものもあります。せかい以外の味噌豚を食べたとこともあるのですが、随分と味噌のテイストが違ったので(好き好きはあると思いますが)、我が家では世界商事のものを必ず指名買いするようにしています。