今、読んでいる東野圭吾さんの「夢幻花」、とても魅力的なお話で、早く読み切って感想を書きたいです。が、考えるのは、こういう新刊の感想を書くときに、困るのがネタバレです。
と思って、とりあえず、いつ発表された作品なのか調べてみたら
PHP研究所刊行の月刊誌「歴史街道」に2002年7月号から2004年6月号まで連載された後、2013年4月15日にPHP研究所から単行本が刊行された。連載から単行本の出版までの期間が長くなったので科学情報が古くなるなどしたが、お蔵入りだけは絶対に避けたいとストーリーに大幅に手を入れ、2011年3月11日の東日本大震災にも触れる内容になっている 。Retrieved from 夢幻花_(東野圭吾)
10年以上前の、古い作品なんですね。それにしても、発表が古いとはいえ、かつ文庫版とはいえ、大幅に加筆修正された新刊ですから、これから読む方にも配慮しなくてはならないし、売上を阻害するような(ネタバレの)書き方もできない。
でもね、一体どこからどこまでがネタバレなんでしょうか。ミステリーやサスペンスの犯人やトリックを書いたらネタバレなのは当然だけれども、どこからどこまでが明確なラインなのか、私にはわかりません。重要な伏線をネタバレ扱いすることもありそうです。酷いのになると、ジャケットのあらすじに重要人物の死に言及しているのさえありました。
また、私自体ネタバレされても、どういう風にプロットが機能して落ちまで持っていくかに興味がシフトしてしまうので、気にならないのも一因なのですけれどもね。
そこで、さくっと検索してもみました。けれど、明確なラインを指摘しているような記述はなかったです。関連して興味深い記述をゲーム実況のブログに見つけました。
ネタバレ禁止と書いてあるゲーム配信にてあった出来事で、魔法の効果をネタバレしたコメントがあったそうです。ところが、その配信者は
このゲーム止めたって言ってヘソを曲げてゲームをやめてしまったんです。
ストーリー上のネタバレでなく、魔法の効果だけでネタバレ扱い(以下略
Retrieved From ゲーム実況のネタバレについて
確かにゲーム実況では、「犯人はヤス」というネタバレコメントが有名ですねw
もう少し検索してみたら、感想のまとめサイトが。
ネタバレかどうかを決めるのは主に"ストーリー全体で見た時にそれがどれだけ重要なのか"っていうことだと思ってる。
でも別に対して重要でもないギャグでも一度見ちゃうと面白さ半減だ大事な出来事が1話で起こるのもある。
もしまだそのアニメを見てない人がいた場合、その話をしてしまうと楽しみが減っちゃうことになる可能性も。Retrieved From 海外スレ「ネタバレについてどう思ってる?」「どこからがネタバレなんだろう?」
結局、個人個人が決めて書くしかないんですね。