気象庁「地震まだ活発」=熊本と大分、雨や土砂災害注意

時事通信 / 2016年4月23日 18時4分

 気象庁は23日、熊本県熊本・阿蘇地方と大分県中・西部で14日夜以降、震度1以上の地震が23日午後5時までに計837回観測されたと発表した。青木元・地震津波監視課長は「地震はまだ活発に続いており、予断を持たず注意してほしい」と話した。

 熊本、大分両県では、前線の影響で断続的に雨が降る見込み。雨量は多くないが、地震で地盤が緩んでおり、気象庁は土砂災害に注意を呼び掛けている。

 一方、気象庁は熊本市西区の熊本港に臨時の津波観測装置を設置し、23日午後3時から運用を始めた。国土交通省の潮位計のデータ送信が16日未明に途絶えたためで、復旧まで運用する。 

[時事通信社]

jiji

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