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【慰安婦をめぐる損賠訴訟】
櫻井よしこ氏会見詳報(2)「金学順さんが40円で売られたことは事実」
ワック代表弁護人「さきほど植村さんがおっしゃった点なんですが櫻井さんの方で訴状記載というところは間違いだったかと思います。ただ、金学順さんという方はおっしゃられるたびに内容が変わっていく方で、秦郁彦先生の著書の中にまとめられているが、母が40円でキーセンに売ったというのは挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会)の聞き取りの時に言っているということであります。ただ、訴状にあったか、その次の準備書面かはわからないが、弁護団の方々の内容におきましても弁護団の方々は『強制連行とは自分たちは一言もいっていない』と主張されているのが事実でございます。ワックから補足すると植村記事の問題点は、吉田清治さんという方が1977年に1回本を出されて、朝鮮人慰安婦の方について語ったことがある。サハリンの裁判についても後におこされた裁判の原告団と同じ弁護士の方だが証言された、と。そこで初めて強制連行、暴行と陵辱のかぎりをつくした、女性を連れ去ったという話をされた、それが本となってでたという経過になっている。
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