Windows 8.1/8のディスククリーンアップでは、いくつかの項目がまとめて削除されます。
(「ディスク クリーンアップ - (C:)」の例)
削除される項目の詳細は、次のとおりです。
ダウンロードされたプログラム ファイル
ホームページによっては、表示するために専用のプログラム(ActiveXコントロールやJavaアプレットなど)が必要なことがあります。
プログラムがパソコン内に無いときは、インターネットから自動的にダウンロードされ、ホームページが表示されます。
ダウンロードしたプログラムは、ハードディスク内の「Downloaded Program Files」フォルダに保存され、同じプログラムを使うホームページを表示したときにも使用されます。
パソコンを常にインターネットへ接続できる環境でお使いの場合や、ホームページをオフラインで閲覧しない場合は、この項目は削除してもかまいません。
低速な通信方式でインターネットに接続している場合、削除した後にプログラムが必要なホームページを表示すると、読み込みに時間がかかることがあります。
インターネット一時ファイル
ホームページを表示したとき、そのホームページの画像や文章などの情報は、ハードディスク内の「Temporary Internet Files」フォルダーに保存されます。
同じホームページを表示したときに、その内容に変更がないと、「Temporary Internet Files」フォルダーの内容が、インターネット上の情報より優先して使用されます。
このため、低速な通信方式でインターネットに接続してホームページを表示しているときは、2回目以降のホームページが表示されるまでの時間が早くなることがあります。
パソコンを常にインターネットへ接続できる環境でお使いの場合や、ホームページをオフラインで閲覧しない場合は、この項目は削除してもかまいません。
オフライン Web ページ
表示したホームページは、ハードディスク内の「Offline Web Pages」フォルダーに保存されます。
これにより、インターネットに接続しなくても、以前表示したホームページを表示できます。
オフライン Web ページを削除しても、同期を取ると、「お気に入り」にあるオフラインページを表示できます。
また、オフライン Web ページを削除しても、ホームページ用の個人設定は変更されません。
パソコンを常にインターネットへ接続できる環境でお使いの場合や、ホームページをオフラインで閲覧しない場合は、この項目は削除してもかまいません。
ごみ箱
写真や作成された文書などのファイルを削除すると、ファイルはハードディスクからすぐに削除されずに、「ごみ箱」という特別な場所に保存されます。
ファイルはハードディスクに残っているため、その分のハードディスクの空き容量が消費されます。
「ごみ箱」に保存されているファイルが不要なときは、削除してもかまいません。
- 「ごみ箱」から削除されたファイルは、元に戻すことはできません。
- 「ごみ箱」に保存されているファイルは、ディスククリーンアップだけではなく、直接削除することもできます。
ログファイルの設定
アプリケーションをインストールしたときの情報を記録しているファイルです。
通常は、削除してもかまいません。
一時ファイル
アプリケーションを使用したとき、「TEMP」フォルダーという特別なフォルダーに、作業用のファイルが一時的に保存されることがあります。
作業用のファイルは、通常、アプリケーションが終了するときに削除されますが、削除されずハードディスク内に残ることがあります。
1週間以上変更されていない一時ファイルは、削除してもかまいません。
縮小表示
フォルダーを開いたときに、縮小版(サムネイル)の表示を素早く行うためのファイルです。
すべての画像やビデオ、ドキュメントの縮小版が保持されています。
削除された場合でも、次に画像やビデオ、ドキュメントが保存されているフォルダーを開いたときに、改めて作成されます。
縮小表示は削除してもかまいません。
ユーザーによってアーカイブされたエラー報告ファイル
アプリケーションが正常に動作しなくなったときやアプリケーションの強制終了などを行った後に、次のようなメッセージが表示されることがあります。
- 「プログラムから応答がありません。」
- 「この問題に関する詳細情報を送信しますか?」
Windows は、このときの情報を保存しています。
保存した情報は、マイクロソフト社へ提供することで、現象の解決に役立てられますが、通常は、削除してもかまいません。
システムによってアーカイブされたエラー報告ファイル
アプリケーションが正常に動作しなくなった後に、次のようなメッセージが表示されることがあります。
- 「プログラムから応答がありません。」
- 「この問題に関する詳細情報を送信しますか?」
Windows は、このときの情報を保存しています。
保存した情報は、マイクロソフト社へ提供することで、現象の解決に役立てられますが、通常は、削除してもかまいません。