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【中国エンタメ事情】
中韓合作ラブコメ「猟奇的な2番目の彼女」でキーマン演じる藤井美菜27歳 「日本背負うより笑顔でいたい」
新作映画は中国全土の7千館で上映される予定で、舞台挨拶などのために北京を訪れた。1日中、中国メディアのインタビューが詰まったスケジュールからは、中国映画界が寄せる関心の高さがうかがえる。
中国の映画産業は間もなく、米国を凌ぐとも予測されている。「中国は大きな力を持った国というか、人口も多いですし、土地も広くて。エンターテイメントとしても、映画だったりしても、壮大なイメージがあった」と藤井さん。新たな第一歩の先にはアジア、そして世界での活動を描いている。
人気女優としての地位を確立した韓国、そしてこれから挑む中国には未だに、根強い反日感情が渦巻いているが、「やりにくさなどはなかった。芝居やエンターテイメントというものは、国境を感じられないでいられたらいいな、という気持ちでやっている」という。