フィギュア・宇野の4回転フリップ 国際大会で初成功

フィギュア・宇野の4回転フリップ 国際大会で初成功
フィギュアスケートで3大陸対抗の団体戦で争う新しい大会「チームチャレンジカップ」がアメリカで行われ、日本の宇野昌磨選手が「4回転フリップ」を国際スケート連盟公認の大会で初めて成功させました。
この大会は北米、ヨーロッパ、アジアの3大陸が団体戦で争うもので、今回が初めての開催です。
1日目は男女シングルのショートプログラムが行われ、各チーム6人の選手が6つの組に分かれて演技しました。
アジアチームには日本の宇野昌磨選手と宮原知子選手、本郷理華選手の3人が出場しました。
このうち宇野選手は、冒頭で4回転ジャンプの中でも難度の高い「4回転フリップ」を決めるなどして、自己ベストを上回る105.74の高得点をマークしました。
国際スケート連盟公認の大会で「4回転フリップ」を成功させたのは、宇野選手が初めてです。
また、女子の宮原選手も3回転の連続ジャンプを確実に決めるなど安定感のある演技で、自己ベストを上回る73.28をマークしました。
この結果、アジアチームは合計ポイントでトップとなり、1日目のシングルのショートプログラム部門で優勝しました。
2日目の24日は、ペアとアイスダンス、それに男女シングルのフリー部門の競技が行われます。