ツイッターなどで不正確な情報 避難所の炊き出しで混乱

ツイッターなどで不正確な情報 避難所の炊き出しで混乱
情報をいち早く共有する手段として、ツイッターなどの利用が今回の地震の被災地でも活発に行われていますが、炊き出しに関する不正確な情報が18日夜から拡散され、実施場所とされた避難所が対応に追われるケースも出ています。
ツイッターなどのSNSは、インターネットやスマートフォンの普及で情報の発信や共有をいち早く行えることから、今回の一連の地震が発生してからも、多くの人に利用されています。
こうしたなか、18日夜からツイッターなどで、熊本市内の避難所が設置されている小学校で「肉100キロを無料で焼きます」といった内容の情報が拡散しました。ところが、実施場所とされた小学校によりますと、炊き出しそのものが決まっていない段階で、情報が投稿され拡散されたとみていて、19日は学校への問い合わせが相次いだということです。
職員が「炊き出しはありません」と応じるなど、対応に追われたということです。学校では、情報の発信と共有に当たっては正しい内容を心がけてほしいとしています。