先日更新した記事でも少し触れたタイトルの書き方について、もう少し詳しく書くことにする。先日更新した記事はこちら:
こういうマーケティング的な分野についてはアメリカの方が圧倒的に強い。そこで、英語で書かれた記事をいくつも読んで調べた中で、これはかなり重要だ!と思ったものから、自分自身が実践して効果が出ている実用的なやり方まで、具体的な手順とともに紹介していく。
(この記事は、記事に書く内容の選定から始まる。すでに書き終わった記事のタイトルの付け方が知りたい方は「2.クリックしてもらうために」からどうぞ。)
Google検索に強い記事を書く
(この章は記事に書く内容の選定の話なので、純粋にタイトルの付け方に興味がある方は「2.クリックしてもらうために」からどうぞ。)
たとえば亀の飼育についてブログ記事を書くとする。自分のブログが未成熟なうちは、『亀の飼育』だけでは他の大手サイトに勝つのは難しく、検索流入はほとんど見込めない。そこで、まずはこのタイトルをどのように肉付けしていけばGoogle検索で表示されるようになるかを説明する。
関連ワードを調べる
まずは、「亀 飼育」と一緒に検索されるワードを知る。一番簡単で手っ取り早い方法は、Googleに打ち込むこと。
単純だけど、手軽でオススメ。「臭い」「冬」といったワードが上位に出てきているので、こうした内容に特化した記事を書けば競争相手を減らしつつ、需要のある記事になる。
これよりももっとたくさん関連キーワードが知りたければ、こちらのサイトgoodkeyword - Google/Bing/Yahoo関連キーワードツールで検索するともう少し多めに出てくる。
競合サイトのチェック
亀の飼育のうち、「臭い対策」に特化した記事を書くことが決まったとしよう。ここで必ずすべきことは競合サイトのチェックだ。
この中では3番目が「カメの臭い対策」の記事なので、直接のライバルとなる。この記事の内容は少なくともチェックして、これよりも質・量ともに充実した記事が書ける確信があれば、「カメ 臭い 対策」をタイトルの核として記事を書けばいい。
「コンテンツイズキング」と言われるこの時代、良質なコンテンツとは「役に立つ」「繰り返し読まれる」「シェアされる」ことなので、そうした記事を書くことが一番のSEO対策だといえる。読者の役に立つ記事は長い時間読んでもらえる。その記事の滞在時間が長ければGoogleの評価もあがっていく。また、内容がよければ読んだ人にシェアされたりリンクを貼ってもらえたりして、そのような形でもGoogleの評価はあがる。
まずは、自分が質・量ともに既存のサイトにしっかりと勝てるタイトルを選ぶことが重要だ。
クリックしてもらうために
最適な文字数は?
よく言われる「全角32文字以内」というのは半分正しい。
Google検索結果に表示される部分は最大で全角32文字だからだ。33文字目からは書いても検索結果に表示されないので、検索者がクリックしてくれるかどうかには何の関係もない。
33文字目以降に何を書くか?
ただ、33文字目以降は何の意味もないかというと、そんなことはない。Googleは33文字目以降もキーワードとして読み取って検索結果を表示しているからだ。だから、タイトルの文字数が32文字を超えてしまいそうで悩んでいる場合には、検索対策のためのキーワードを33文字目以降に回してしまうという手がある。
また、32文字目まででタイトルが日本語として完結させられない場合も、33文字目以降で完結させておけば、記事ページに来てくれた読者はタイトルが全文読めるので問題ない。
キラーワード(魔法のコトバ)を使う
キラーワードとは、思わず目を留めてクリックしてしまいたくさせるような言葉のこと。使いすぎるとシラけてしまうので注意したいが、本当に良い記事が書けた場合にはちょっとしたテクニックを使ってでも読んでもらう方が良いので試してみよう。
数字
『ブログデザインを美しくする方法』よりも、『ブログデザインを美しくする11の方法』の方が具体性があって目を惹く。広告業界でも定番の技だが、それだけ効果があるということだ。数字はどちらかというと奇数の方が目を惹くらしい。
魅力的な言葉
「無料でできる」「一瞬でできる」「圧倒的に」「本当は教えたくない」「誰も知らない」「基本」「簡単」
「おすすめ」系
人は極力楽をしたい生き物なので、人が選び抜いてくれたものをとりあえず選んでおくという欲求はかなり強い。そこで、「選んどいてあげましたよ~」とアピールする作戦が有効。
「おすすめ」「ランキング」「厳選」「定番」「まとめ」「30選」
体言止め
「事実」「理由」「やり方」「法則」「教訓」「アイデア」「秘密」「コツ」「秘訣」
など。これらを数字と組み合わせるのも有効。
不安を煽る
「知らないと損する」「まだ○○しているの?」
これらを組み合わせると、
「一瞬でできる!ブログデザインをプロ級に美しくするためのアイデア10選」
目を惹くタイトルが簡単にできてしまう。ただし、あくまでも記事の内容がきちんと伴っていることが前提となる。
推敲の仕方
サンドイッチ
初めにタイトルを付け、記事を書き、改めてタイトルを書き直す。名付けてサイドイッチ戦法。
初めはSEOを一切気にせずに、自分が記事を書きやすいようにするためだけにタイトルを付ける。そしてそのタイトルのもと記事を執筆する。タイトルが定まっていると、論点がブレずに良い記事が書きやすくなるからだ。
記事の執筆が終わったら、その段階で改めてSEOを気にしてタイトルを書き直す。先ほど紹介したキラーワードはこの段階で入れる。このとき、内容とタイトルがキッチリと合致していることも確認する。
このタイトル作成で記事執筆を挟み込むやり方がタイトルを何倍も良いものにする。それくらいタイトルは時間をかけて丁寧にやるべきということでもある。いくら良い記事を書いても、まずは読んでもらわないと意味がない。
Googleにも検索者にも配慮する
SEO対策を考え始めると、とにかくGoogle検索で表示されるために検索キーワードだけをタイトルに詰め込みたくなったりする。しかし、それでは検索で表示されてもクリックしてもらえない。
「Googleが拾う確率」×「人間がクリックする確率」=「自分の記事が検索で読まれる確率」となるので、このどちらも偏りなく高める必要がある。
たとえば、検索キーワードを詰め込んだ「シンプルでかっこいいブログデザインの作り方総まとめ」では、Google検索で表示されてもなかなかクリックにはいたらない。「本当は教えたくない、かっこいいブログデザインの作り方11選」というふうに人の心をくすぐるポイントも入れることで、クリック率があがる。クリック率があがるということはGoogleの評価もあがるということなので、結果的に検索で上位表示される確率も高まる。検索者を意識してタイトルを付けるということは、結果的に検索で上位表示されるための対策にもなるのだ。