海外のアルバイト事情!アメリカでのアルバイト賃金とチップ(心付け)を大特集!

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チップがあるとサービスが良くなるのか!?アメリカでの勤務経験のある著者がアルバイト賃金とチップ(心付け)について解説するよ



こんにちは!海外ライターのMikaです。

私はアメリカで留学したのち、そのままアメリカで仕事を見つけ、在住しています。



海外旅行のガイドブックで、国によってはチップ(心づけ)の習慣があるというのを読んだことがある人も多いのではないでしょうか?チップはレストランで食事をした時やホテルで荷物を運んでもらった時、ルームサービスを受けたとき、タクシーに乗ったとき、美容院、ネイルサロン、スパでサービス・マッサージを受けたときなどにサービス料とは別に現金で渡します。



観光客としてアメリカへ行けば払うことしかないチップですが、今回はアルバイトとして働く側から見たチップについて解説したいと思います。



○アメリカでのチップについて


チップの習慣がある代表的な国がアメリカです。


筆者はロサンゼルスで大学生だった頃、レストランでウェイトレスとして働いていたのでチップの恩恵をかなり受けました。当時の時給は$7くらい(1ドル109円とすると763円)だったのですが、週に4日、1日8時間働いて多い時にはなんと1ヶ月に20万円以上の収入がありましたので、学生でも親からの仕送りなしで自分の生活を支えることができていました。時給に換算すると1,500円以上になります。



ちなみにレストランではサービスの満足度によって会計の15%~20%程度のチップが置かれるのが一般的です。たとえば1テーブル4人のお客さんを担当し、4人の会計が10,000円だとします。その20%程度なので約2,000円のチップになります。ただしチップはウェイター・ウェイトレスが独り占めできるものではなく、フロント係、キッチン、バーテンダー達にも分けることになります。



働くレストランによってチップの分け方は決まっているのですが、大抵半分はウェイターの手に入ります。前述の例ではウェイター・ウェイトレスの取り分は1,000円となります。



従ってたとえば1シフトで10テーブル担当するとチップだけで10,000円の収入ですので大きいですよね。尚、チップも税金の対象になりますが、それでも8時間分の時給と合わせると1シフトで16,000円になります。つまり収入の半分以上がチップ収入なのです。



○チップでサービスがよくなる


日本人がお客さんとしてサービスを受ける分には会計に上乗せしなければならないので煩わしくもあるのがチップです。

しかしここぞという時にはサービス前にあらかじめチップを渡してウェイターは喜ばせておくことでいつもより良いサービスを受けられるというメリットがあります。



失敗の許されない大切なビジネスミーティングや、ここ一番の勝負どころのデートの際などには、入店時にそれなりの金額のチップを渡しておけば、その分サービスが良くなるということです。

使い方次第では支払う側にとってもメリットがあるという点では悪い習慣ではないですよね。



筆者もウェイトレス時代にとある大きなパーティで5~6人のテーブルを一度に4テーブル担当した時、そのうちのあるテーブルに座った紳士があらかじめ$100札をチップとして渡してくれました。


そんな大金をサービス前から受け取った私は、その時店内は大忙しだったのにもかかわらず、そのテーブルには特に何度も足を運び、何か必要なものはないかなど頻繁にチェックしました。

またあらかじめチップをもらっていない場合でも普段から多額のチップをくれる常連さんなら、スタッフ一同精一杯おもてなしをしますし、逆に普段からあまりチップをくれない常連さんであればサービスもきっとそれなりでしょう。


もっともあまりチップを払わないお客さんは常連にはならない傾向にあります。




○チップは使用者にも労働者にも消費者にもメリットのある習慣


働くものにとっては大事な収入源であり、仕事のやる気もアップさせてくれるのがチップです。逆に考えれば自分のサービスが悪いともらえるチップも少なくなってしまうので、そうならないためにもサービスも自然と良くなりますよね。



また売り上げが高くなればそれに応じてチップの額も高くなるのでウェイター・ウェイトレスも追加オーダーをどんどん取ろうとがんばります。雇い主のレストランにとってもチップがあることでスタッフのサービスが良くなり顧客満足度も上がる、さらにはスタッフが頑張った分だけ売り上げも上がるので、一石三鳥とも言えるのではないでしょうか。




○日本のおもてなし文化の対極とも言えるチップ文化


おもてなしの心を大切にする日本の文化が染み付いた日本人の方の中には

『チップがなくてもしっかりとサービスをするべき』

『チップをもらうために接客するのか』

『お金に釣られてサービスがよくなるなんて』

など批判的に考える人もいるかもしれません。




しかし、チップ文化が習慣化している国では

『サービスがよかったからチップをあげるよ』

『チップが頂けるからサービス頑張るよ』

という双方の意思も習慣化しているのです。




チップの文化は日本では習慣になっていないなので、そういったチップのある他国に行った際にはちょっと違和感があるかもしれません。

しかし利用者の立場では『良サービスのお礼』『これから良サービスを受けるため』、また労働者の立場ではチップは『サービスをがんばる』『貴重な収入源』といった大きな意味をもちます。

そういった他国の文化を知るという点でも、機会があれば海外でチップのもらえるアルバイトをしてみるのも良いですね。




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