- カスタマーライフサイクル
- サイト行動ベース
- プロダクトライフサイクル
と長期/短期の効果帰与とブランディングに分けてパターンを置いています。
Web閲覧フォロー
閲覧直後にその内容をリマインドすることは重要です。トリガーとして発生するタイミングも多いので、結果としてたくさんの成果を生む施策です。特にECであれば商品閲覧後に多チャンネルで訴求したいですね。
ウェルカム
その名のとおり、サイト登録直後に送るメールです。当たり前ですが、登録直後は利用/購買意欲が高いです。使い方やイチオシの商品を訴求した内容を送ることで登録していても未使用/未利用のユーザーに対して売上を期待できます。
休眠復帰
そして優良ユーザーであってもいつかはサイト利用から離れるときが来ます。そういったユーザーに対してたとえば高額のクーポンを訴求するなどで再び利用を促します。
ただし、個人的にはあまりこの施策はCVRとしてはあまり高くないことが多いので、休眠にまでいたらせないことが大事です。
カートリマインド
カートに入れたのに色々な理由で購買にいたらないユーザーも一定数います。検討期間が欲しい、決済手段を持っていない、色々な理由があるのでしょうが、カートまでいれられるのであれば、もう一息で購買にいたるはず。必ずやりたい施策ですね。
クロスセル
購入者へのフォローメールの一種ですね。買っていただいた商品の関連商品を訴求するのが定番ですが、レビューを依頼したり、再購入を促したり、購買後にさらに1アクションを行ってもらう施策になります。
バースデー
その名の通りバースデーメール。クーポンなどと合わせて送ることが一般的です。
人間は不思議なもので、誕生日などの理由をつけられて特別あつかいをされると非常にうれしくなるので開封率やCTRもあがっていく傾向があります。
値下げ商品/新商品お知らせ
最後の2つはまとめて。
商品情報の変更や新商品の登場はお客様にとっても魅力的です。機会損失を防ぐという意味でも重要な施策になります。特に製品のライフサイクルにあわせてキチンキチンと伝えていくと、お客様も知らず知らずのうちにそのサイクルを学んでゆくので、そのタイミングに会わせた購買行動を行うようになっていきます。
「おもてなし」は作れる
上記の8っのパターンは主にEC向けの施策ですが、メディアでも、資料請求モデルでも、人材紹介でも、あらゆる業種で応用できる施策です。そしてこれはよく考えるとむかしから商売人が持っていた「おもてなし」の知恵と同じです。
難しく考えすぎず、よろこんでもらう、好きになってもらう、そういった考えを実現するためのヒントになるのでは無いでしょうか。