おれは有休を使うぞ! ジョジョーーッ!おれは新卒を超越するッ!
有休願いでだぁーッ!
というわけで今年のゴールデンウィークにて有給休暇を取りに行きます。
『新卒のくせに何言ってんだこいつは!』と思っているかもしれませんが、むしろ新卒だからこそ使いたい。
このタイミングで有休を使うと決めた理由がいくつかあります。
一つ目は戦力的な問題。
現状僕は研修段階であり、未だ職場では戦力としてカウントされてはいません。ぶっちゃけ居ても居なくても労働力としては然程大きな差はないでしょう。なので今が一番気兼ねなく有休を使える時期だと言えます。
指導する側に人たちもGW中に有休申請している人がほとんどなので、人手は不足していると思うのですが、その少ない人手を僕に向けなくていいはずなので、まさにwin-winの姦計なのではないでしょうか?
上記は理由の一つですが表向きの理由であって、ぶっちゃけお為ごかしに過ぎません。お為ごかしにすらなってない自己弁護と思われるかもしれませんが、僕からすればれっきとした建前なのです。
次からが本音の理由になります。
こちら↓の記事を読んだことがあるでしょうか?
こちらの記事のコメント欄を見て知ったのだが、どうやら有休ちゃんは2年が経つと僕の手元からフラッとどこかに消えてしまうようなのだ。
会社ごとに違うんじゃなくて、労働基準法という労働者を保護し、労働条件の最低基準を守るためにあるはずの法律が、有休の時効を2年と定めているのだ。
つまり最初の有休を貰ってから使わずに大事に温存していても、2年後には強制的に取り上げられてしまうものなのだ。
そして有休は1年間に最高で20日しかもらえないため、必然的に上限が40日となるらしい。
有休に時効があるなんてそれまで聞いたことがありませんでした。まさに驚愕の事実。
このルールがあって喜ぶのは企業側だけでしょう。
何で犯罪(刑事)から時効が消えてんのに、こっち(民事)だけ時効が残ってるんですかねぇ?
賞味期限2年のものを、後生大事に取っておく意味などない。
ならば使いたいときにさっさと使っておけ!
それが2つ目の理由です。
そして3つ目の理由。
それはキャラ付けです。
皆さんの周りにはいませんか?何かあっても『○○だから仕方ねえなあ』みたいな人。
僕が目指しているのはまさにそれです。
日本という国では有休が取り難いというのはよく聞く話です。その理由の一つに『職場の空気』があると聞きました。
『皆が働いているのに、一人だけ休みをとる?なんて奴だ!』的なのです。有休申請時にこんな空気が満ちると耳にしたことがあります。
僕も空気を読む日本人の端くれ。そんな状況になったらせっかく出した申請書を引っ込めてしまうかもしれません。
なので、まだ完ぺきにキャラが定着しているとは言えないこの時期に、『こいつは頻繁に有休を取る奴』という印象を植え付けるためです。
言うなれば、将来有休を取りやすくするための布石が、今回の有休申請なのです。
将来のために動くこと。それが今の自分にできることなのです。
正直有休が通るかはまだわかりません。
そもそも1か月目の自分に有休があるのかも分かりません(半年経たなきゃ付与されない的なことが労基にある)が、取りあえず有休を取るという姿勢だけは見せておきたい。
俺は、取ると言ったら取る男だ
そう周りに宣言することに意味がある、と信じたい。
これで対応が悪くなるほど周りの人たちは子供じゃない、と信じたい。
俺は絶対に時効を迎えたりしない。絶対にだ。
有休は俺の物だ。相手が社会だろうが会社だろうが労基だろうが、手放さねえ。手放すもんかぁ。