外国人旅行者の入国審査迅速化 クルーズ船内で指紋採取へ
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法務省は、外国人旅行者の数を2020年に年間4000万人とする新たな目標の達成に向けて、急増するクルーズ船による旅行者の利便性を高めようと、入国審査の際に時間がかかる指紋の採取を、入港前の船内で行う方針を固めました。
政府は先月、外国人旅行者を倍増し、2020年に4000万人とする新たな目標を決定し、このうち特に急増するクルーズ船による旅行者については、去年のおよそ112万人から、500万人に増やすことを目指しています。
こうしたなか法務省は、クルーズ船による旅行者の利便性を高めようと、入国審査の際に時間がかかる指紋の採取を、入国管理局の職員が入港前の船内で行う方針を固めました。入国審査を入港前の船内で行うには、国際法上、船籍がある国の同意が必要ですが、法務省は、日本を訪れるクルーズ船の半分近くが船籍を置くバハマとマルタから同意を得たということで、早ければことし6月から、この取り組みを始めたいとしています。
こうしたなか法務省は、クルーズ船による旅行者の利便性を高めようと、入国審査の際に時間がかかる指紋の採取を、入国管理局の職員が入港前の船内で行う方針を固めました。入国審査を入港前の船内で行うには、国際法上、船籍がある国の同意が必要ですが、法務省は、日本を訪れるクルーズ船の半分近くが船籍を置くバハマとマルタから同意を得たということで、早ければことし6月から、この取り組みを始めたいとしています。