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【経済インサイド】
民泊大国フランスの惨状を見よ! 脱税横行、家賃上昇、人口減…「パリは人の住めない街になってしまった…」
「体験の共有」美名は真実か
では、誰が大もうけしているのだろうか。
UMIHの調査によると、パリ市内では「ディアーヌ」という30歳代の女性が150もの物件をAirbnbに登録していた。
さらに驚かされるのは、イタリアの女性「ビリンダ22歳」のケース。欧州全土で600件以上を貸し出していた。
この事実を昨年11月、英国やオランダ、ドイツなどの業界団体と共同で公表するやいなや、「ビリンダ」はAirbnbのサイトから自身のプロフィールを削除して“雲隠れ”したという。
「これらが個人を装った企業によるビジネスであることは明白だ」とデュック氏は指摘する。そうであるならAirbnbがアピールするような、個人と個人がサービスをやり取りし、出会いや体験を共有するという「シェアリングエコノミー」の名に値するとはいえまい。