蹴球探訪
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(3月16日)
【首都スポ】関東大学サッカー 駒大のゴリゴリドリブラー金大生 重傷離脱の森主将のためにも勝つ2016年4月22日 紙面から
駒大のチャンスメーカー、MF金大生は右サイドからの「ゴリゴリと行く」強引なドリブル突破で得点機を演出する。秋田浩一監督が期待を寄せてきたが、昨季まではブレークし切れなかった背番号「11」。レギュラーへの完全定着を狙う今季は、ゴールに絡むことはまだできていないが、開幕からスタメンの座を手放さずにいる。 「最初の2試合はあんまりいい出来ではありませんでした。でも、3戦目は良くて、突破の回数も運動量も増えました。調子がどんどん上がってきている状況です」 上り調子の背景には、「やらなければ」と気持ちが高ぶったことが一因として挙げられる。 「2節の試合でキャプテンのモリケン(GK森建太=4年・市船橋)が大きなケガ(右膝前十字じん帯断裂)をしてしまったんです。冬のインカレ(全日本大学選手権)まで戻ってこられないかもしれないということなので、勝ち続けてインカレの出場権を取って、モリケンをインカレのピッチに立たせたいと強く思いました」 仲間のため、そしてプロを目指す自分自身の将来のためにも、「もっと頑張らないと」と奮起した結果が、惜しい場面を何度もつくり出した、第3節の好パフォーマンスにつながった。右肩上がりの金大生が一層の活躍を見せ、チームとモリケンをインカレへと導く。 ◆指揮官のひと言秋田浩一監督「去年のチームよりも粘れるようになっています。ここまで1勝1分け1敗ですが、勝てなかった試合でも勝つチャンスがなかったわけではありません。開幕3試合の内容は最近の5、6年間の中ではいいと思います。負けた専修戦(第1節)ではビッグチャンスはウチの方が多かったくらい。ここからの2、3試合で勝っていくことができれば、自信につながるはずです」 ◇ 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」面がトーチュウに誕生。連日、最終面で展開中 PR情報
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