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【芸能・社会】

熊本出身の水前寺清子、故郷のため基金 復興支援へ設立準備

2016年4月22日 紙面から

銀座社交料飲協会の澤木義平会長(左)から復興支援の義援金を預かった水前寺清子=東京・銀座で

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 熊本出身の歌手水前寺清子(70)が熊本地震の復興支援基金の設立に向け動きだすことになった。

 震災直後から現地入りを試みたが、航空機の欠航や現在も地元が混乱の中にあることなどを配慮して断念。基金設立は「何とか故郷の役に立てれば」との思いから立ち上げを発案した。今後はホームページや公演会場で義援金を募るなどしながら基金としての形を整えていく計画だ。

 21日には、交流がある一般社団法人「銀座社交料飲協会」(東京)から被災地への義援金50万円を預かった。同協会は銀座の飲食店約1500で構成される。協会では「被災地のために協会でも何かお役に立ちたいと考えた。熊本のことをよく知る水前寺さんに託すのが一番有効活用していただける方法と考えた」と説明した。

 水前寺は「故郷のために、ありがたいことです。被災地で何が必要なのか、どう生かせばいいのか、地元の方と相談しながら義援金の使途を決めたい」とし「熊本の皆さんたちが歌ってほしい、という時が来たら飛んでいきます」と話した。

 

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