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【芸能・社会】

志田未来、これで制服見納め 映画「青空エール」で主人公の先輩役

2016年4月22日 紙面から

トランペットを手に制服姿を披露した志田未来

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 女優志田未来(22)が人気漫画の実写映画「青空エール」(三木孝浩監督、8月20日公開)で、高校の吹奏楽部員を演じ制服姿を披露する。同じく吹奏楽部員の主人公・小野つばさを土屋太鳳(21)が演じることは既に発表されており、土屋との初共演も見どころ。子役から活躍してきた志田も数々の作品で制服姿を披露してきたが、20代となりこれが見納めになりそうだ。

 「青空エール」は河原和音さんの同名漫画が原作。吹奏楽部のつばさと野球部員の山田大介(竹内涼真)による恋と青春を描いたストーリー。コミックスの累計発行部数は340万部を突破する人気漫画だ。志田が演じるのはつばさの先輩・森優花。つばさを厳しくも優しく指導し、大きな影響を与える役どころ。

 志田は日本テレビ系主演ドラマ「14才の母」(2006年)で数々の新人賞に輝いたほか、映画「誰も守ってくれない」(09年)では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、早くから実力派女優の道を着実に歩んできた。

 そんな志田も高校生役を務めるのは、日テレ系ドラマ「ゴーストママ捜査線〜僕とママの不思議な100日〜」(12年)以来、約3年半ぶり。20代となって初めて高校生を演じるが「自分でも制服姿がすごく似合っているなって思います」と笑う。「まだまだ着られるとは思いますが、年相応の役を演じたいし、新しい役にどんどん挑戦したいので、制服を着るのはこれで最後かもしれません」と制服との決別をにじませる。

 志田の起用について製作側は「演技力はもちろんのこと、志田さんにはこれまでのキャリアが語る“先輩感”がある。同世代の若手キャストの中でも引っ張っていく存在になってくれると期待します」と太鼓判を押す。

 志田は土屋とともにトランペットを演奏するシーンも多い。楽器に関しては、リコーダーくらいしか経験がないというが、2月からトランペットの練習を開始。自宅で自主練も行い、役作りは万全だ。

 今月15日にクランクイン。土屋と早速絡むシーンの撮影を行った。志田は土屋を「すごくまっすぐで、キラキラしていらっしゃる方」と評し「先輩役として、引っ張っていけるように必死で頑張りたい」と盛り上げていくつもりだ。

 

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