巡査部長部下に“俺の全裸撮れ”セクハラで戒告

　奈良県警五條署の５０代の男性巡査部長が、部下の２０代の男性警察官に自分の全裸写真を撮影させるセクハラ行為をしたとして、戒告処分になっていたことが２２日、県警への取材で分かった。

　県警監察課によると、巡査部長は２０１４年夏〜１５年２月ごろの当直勤務の際、十数回、休憩室で全裸になり「写真撮影の練習だ」などと言い、デジタルカメラで撮影させた。今年２月から再び同じ職場で勤務することになったため、男性警察官が１月末、別の上司に相談して発覚した。

　同課は「若い警察官のプライバシー保護のため」として処分を公表していなかった。「規律保持を徹底する」としている。