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ニコ生がこんなに簡単に!ニコ生専用公式ソフト
- Niconico Live Encoder (以下NLE)とは、ニコニコ生放送(以下ニコ生)で高画質配信するために必要な、 ニコ生専用の公式配信ソフト です。
- ニコ生に特化した配信ソフト
- NLEは ニコ生専用のアプリ であるため、ニコ生で配信しやすいように最適化されています。難しい設定はありません。
- さまざまなニコ生用アプリと連携可能
- 有志がニコ生用に開発した 便利なアプリと連携可能 です。たとえば、自動で枠を取りたい場合や、視聴者のコメントをニョキニョキと表示させたい場合、NLEならば簡単にできます。この点は、OBSやXSplitといった配信ソフトよりも有利でしょう。
- PCの画面などを見せられる
- PCの画面を視聴者に見せる機能に対応 しています。これにより、ゲーム画面、Webページ、PCに保存してある画像や動画などを視聴者に見せることができます。画面内に 複数の映像を配置 することも可能です。
- PCの音とマイクの音をミックスして配信できる
- BGMなど PCで再生している音とマイク音声をミックスして配信する機能に対応 しています。ステレオミキサー機能は必要ありません。
- 無料の公式アプリ
- NLEは、XSplitをベースに開発された公式アプリです。XSplitの重要な機能は引き継ぎつつも、同配信ソフトとは異なり 完全無料 です。
目次
ダウンロード/インストール
- こちらでNLEをダウンロードします。
- ダウンロードした「NLESetup.exe」を起動し、画面を順に進めていけばインストールが完了します。途中、NLEのショートカットを作成するか聞かれます。通常はショートカットを作成します。
必要なPC周辺機器
キャプチャーボード
- TVゲーム配信 の場合にかぎり、 キャプチャーボード が必要です。配信を始めるまえに、あらかじめゲーム画面をPCに表示しておいてください。 PCゲーム 配信の場合は、キャプチャーボードは必要ありません。
| GV-USB2 | MonsterX U3.0R | CV710 | GC550 | |
| 価格 (Amazon) |
GV-USB2 |
MonsterX U3.0R |
CV710 |
GC550 |
| PCとの接続 | USB 2.0 | USB 3.0 | USB 3.0 | USB 3.0 |
| 画質 | SD画質 | HD画質 | HD画質 | HD画質 |
| 対応ゲーム機 (接続できるゲーム機) |
・PS3、PS2 ・Wii U、Wii ・Xbox 360 ・PSP-3000 |
・PS4、PS3 ・Wii U ・Xbox One、Xbox 360 |
・PS4、PS3、PS2 ・Wii U、Wii ・Xbox One、Xbox 360 ・PSP |
・PS4、PS3、PS2 ・Wii U、Wii ・Xbox One、Xbox 360 ・PSP |
| こちら |
こちら |
こちら |
こちら | |
| 特徴 | ・安い ・定番、人気 |
・1080p/60fps対応 ・TV出力対応 ・PS3をHDMI接続可 |
・1080p/60fps対応 | ・1080p/60fps対応 ・TV出力対応 ・過去の映像遡り対応 |
- 3DS用ゲーム 、および iPhone用ゲーム の場合については、どちらもキャプチャーボードは必要ありません。3DSの画面をPCに映すためには、3DSを改造する必要があります。また、iPhoneの画面をPCに映すためには、専用のPC用アプリ(有料)をインストールします。
マイク
- 自分の声を入れたい場合、 マイク が必要です。USBマイクでもかまいません。自分の声を入れなくてもよいならマイクは必要ありません。
| G230 | ECM-PC60 | ECM-PCV80U | |
| 価格 | |||
| 特徴 | こちら | こちら | こちら |
| タイプ | ヘッドセット | スタンドマイク ピンマイク |
スタンドマイク |
Webカメラ
- 顔出し配信などの場合は、Webカメラが必要です。
簡単な使い方-設定-
- NLEの使い方を簡単に見ていきましょう。詳細は後述します。
▲Windows Vista/7/8/8.1/10の場合の設定例。カッコのなかに表示される名称は、PCの環境によって異なります。
▲Windows Vista/7/8/8.1/10の場合の設定例
簡単な使い方-配信の開始・終了-
- 引き続きNLEの設定をしていきます。
画質・音質の設定
画質
- 通常、「画質」のスライダーは15~30のあいだにします。この 数字が大きいほど滑らかに動きますが、画質が悪くなります 。反対に 数字を小さくすれば画質はよくなりますが、カクカクとした動きになります 。動きが激しい映像の場合は「コマ数重視」にし、動きが少ない映像の場合は「画質重視」にすると合理的です (*2) 。
| 動きを重視した設定例(お薦め) | 中間 | 画質を重視した設定例(静止画用) |
解像度
- 通常、 「解像度」は「512x384」または「640x360」にすればよい でしょう。「解像度」で選択できる項目は、「アスペクト比」によって異なります。よくわからない場合は、「アスペクト比」で「4:3」を、「解像度」で「512x384」をそれぞれ選択してください (*3) 。HDキャプチャーボードや、HD対応Webカメラ(例 : C920)を使用している場合などは、「16:9」「640x360」でもかまいません。
- むやみに解像度を大きくしないようにしましょう。 ニコ生の仕様上、解像度を大きくしても逆に画質が悪くなるだけです。もし 配信中に解像度を変更した場合は、放送画面の下にある更新ボタンをクリック してください(視聴者も)。そうすることで解像度の変更が反映されます (*4) 。
プリセット
- 「詳細設定」タブを開き、「プリセット」で「標準」を、「CPU負荷」で「高負荷高画質」をそれぞれ選択します。PCの動作が重くなって映像がカクカク動くようであれば、「CPU負荷」は「高負荷高画質」以外を選んでください。
▲「詳細設定」タブで設定します。同タブを開くには、NLEをフルモードの状態にし(上述)、かつ配信停止状態にします。コンパクトモードであったり、配信中である場合は、「詳細設定」タブを開けません。
音質
- 音質についての設定は、「詳細設定」タブの「品質ビットレート」で行います。通常は、「品質ビットレート」で「 ステレオ96k 」を選択すればよいでしょう。数字が大きいほど高音質にできますが、そのぶん画質は落ちます。
▲「詳細設定」タブで設定します。
- いま「ビットレート」という用語が登場しました。 ビットレート は、 数値が大きいほど高画質・高音質 となります。単位は bps です。たとえば、映像ビットレートが336kbpsの場合と128kbpsの場合とでは、前者のほうが高画質な映像となります。また、音声であれば48kbpsよりも152kbpsのほうが高音質ということです (*5) 。
映像ソース
映像ソースの追加
- NLEでは、配信するさいに 「追加」ボタンをクリックして映像ソースを追加 していきます。 映像ソース というのは、簡単にいえば視聴者に見せたい映像のことだと理解してください。 「追加」ボタンをクリックすることで、さまざまな映像を視聴者に見せることができるようになる わけです。
- 「追加」ボタンをクリックする。
- 表示された項目のなかから、目的に応じていずれかを選択する。
- 追加した映像ソースがNLEのプレビュー画面に表示される。
- NLEで追加できる映像ソースは5種類です。詳細は後述します。
| 説明 | 操作方法 | |
| WEBカメラ | Webカメラの映像など | 「追加」→「WEBカメラ」→Webカメラを選択 |
| メディアファイル | PCに保存してある画像・動画 | 「追加」→「メディアファイル」→ファイルを選択 |
| 画面キャプチャー | デスクトップ画面 | 「追加」→「画面キャプチャー」 |
| DirectXキャプチャー | DirectX対応アプリ | 「追加」→「DirectXキャプチャー」→アプリを選択 |
| テキスト | 字幕(テロップ) | 「追加」→「テキスト」 |
映像ソースの非表示・削除
- 追加した映像ソースを 非表示 にするには、チェックボックスのチェックを外します。また、映像ソースを 削除 したい場合は、その映像ソースを選択して「削除」をクリックするか、または「Delete」キーを押します (*6) 。不要な映像ソースは可能なかぎり削除していきましょう。PCの動作が重くなることがあるからです。
映像ソースの詳細設定
- 映像ソース上で右クリックするか、または映像ソース名を選択して「設定」をクリックすると、映像ソースの詳細な設定画面が開きます (*7) 。よくわからなければ、いじる必要はありません。
プレビュー画面でのレイアウト
- 映像ソースを追加すると、NLEのプレビュー画面に映像が表示され、 プレビュー画面のレイアウト(配置)のとおりに映像が配信 されます。したがって、映像ソースを追加するたびにプレビュー画面でレイアウトをしっかりと行いましょう。
複数の映像ソースの追加
- 映像ソースは複数追加することができます。この場合、 映像ソース一覧で上にある映像ソースのほうが、プレビュー画面では手前に表示 されます。
- 「追加」ボタンをクリックし、映像ソースを追加する。
- 必要に応じて1を繰り返す。
- 映像ソースの重なり方(表示の優先度)を変更するには、映像ソースを選択して「▲」または「▼」をクリックする (*8) 。
移動・サイズ変更
- プレビュー画面の映像ソースは、ドラッグすることで 移動 できます。また、角や辺をドラッグすることで映像の 大きさを変更 することが可能です。
- 以上のことをマスターすると、ゲーム画面の右下に小さくWebカメラの画面を入れた映像にすることもできます( PinP/Picture in Picture、ワイプ )。
3D回転
- プレビュー画面の映像ソース上で、「Shift」キーを押しながらドラッグする。
- 映像ソースが3D回転する。
- 「Shift」キーを押しながらダブルクリックすると元に戻る。
デスクトップ画面の配信(画面キャプチャー)
範囲指定
- デスクトップ画面(PCに映っている画面)を取り込んで視聴者に見せるための機能のことを、 画面キャプチャー といいます (*9) 。同機能により、 ゲーム画面、Webサイト、動画、画像など、自分がPC上で見ているものを視聴者にも見てもらうことができます 。
- 「追加」→「画面キャプチャー」の順にクリックする。
- 赤い十字線が表示される。
- PCの画面上で、 視聴者に見せたい範囲をドラッグ する (*10) 。
- ドラッグした範囲が赤い枠で表示される。
- 赤い枠内にある部分が取り込まれ、その範囲の映像が配信される。
▲画面キャプチャー機能
- 画面キャプチャー機能は、PC画面の視聴者に見せたい部分をドラッグすることで、その範囲を取り込んで視聴者に見せることができます。たとえば、ゲーム画面を見せたいならゲーム画面をドラッグします。すると、ゲーム画面を視聴者に見せることができるわけです。このように、画面をドラッグして取り込み範囲を決めることを 範囲指定 といいます。
ウィンドウ指定
- 範囲指定による画面キャプチャーのほかに、 ウィンドウ指定 による画面キャプチャーが可能です。ウィンドウ指定のメリットは、ウィンドウを動かしても取り込み範囲がずれないという点です。ただ、自分が狙った箇所だけをうまく取り込めないことがあるので気をつけましょう。
- 「追加」→「画面キャプチャー」の順にクリックする。
- ウィンドウをクリックする(ドラッグではない)。
- クリックしたウィンドウ画面の映像が配信される。
マウスカーソルの非表示
- マウスカースルを非表示にして視聴者に見せたくない場合は、映像ソース上で右クリックするか、または映像ソース名を選択して「設定」をクリックし、「スクリーン」タブで「マウスを表示」をOFFにします。
DirectXキャプチャー
- DirectX対応のアプリの場合、 DirectXキャプチャー で配信することもできます (*11) 。この機能のメリットとして、 PCゲームをフルスクリーンのままプレイしつつ配信できる 、画面キャプチャーとは異なり 意図しない映像が映り込む心配がない 、取り込み範囲がずれない、などがあげられます。
- PCゲームを起動する。
- NLEで「追加」→「 DirectXキャプチャー 」の順にクリックする。
- 「DirectXキャプチャー」をクリックする。
- PCゲームのタイトル、またはゲームタイトルに近い項目が表示された場合は、それを選択する。
- 選択したPCゲームの映像が配信される。
- 誤解する人がいますが、 すべてのPCゲームをDirectXキャプチャーできるわけではありません 。DirectXキャプチャーできるかどうかは、実際に試してみる必要があります。それでうまくいかない場合は、画面キャプチャーするしかありません。また、なにか問題が起きた場合は、 NLEおよびPCゲームのそれぞれ(または片方)を管理者として実行 してみてください (*12) 。
画像・動画の配信
- PCに保存してある画像や動画を視聴者に見せたい場合は、「追加」→「メディアファイル」で画像・動画を選択すると便利です。この方法であれば、 画像や動画をデスクトップ画面に表示しておく必要がありません 。また、デスクトップ画面が不意に映ってしまう危険性もありません。
- NLEで「追加」→「 メディアファイル 」の順にクリックする。
- 画像・動画ファイルを選択する (*13) 。
- 映像ソースを右クリックすると詳細な設定ができる。
シーン切り替え
- シーン切り替え は、複数の画面を瞬時に切り替えるための機能です。この機能を使うと、ボタンをクリックするだけで 複数の画面を一瞬で切り替えられます 。たとえば、Webカメラの映像を表示して雑談配信をしている場合に、ちょっと席を外すときだけ猫の画像に切り替える、というようなことが可能になるわけです。
- 「Scene 1」ボタンをクリックし、映像ソースを追加する。
- 「Scene 2」ボタンをクリックし、映像ソースを追加する。
- 必要に応じて「Scene」ボタンをクリックし、シーンを切り替える。
- シーン名を変更したい場合は、ボタン上で右クリックして名前を入力する。
テキストの表示
- テキスト (字幕、テロップ)を表示することができます。
- 「追加」→「 テキスト 」の順にクリックする。
- テキストを入力する。
- 各種設定をする (*14) 。
- 「OK」をクリックする。
- プレビュー画面でテキストの位置・大きさを調整する。
BGMとマイクのミックス
- BGM(PCの音)とマイクの音をミックスして配信 するためには、適切な設定にする必要があります。
設定方法
- NLEは、Windows Vista/7/8/8.1/10のWindows Core Audioという機能に対応しており、簡単な方法で BGMとマイク音声をミックスして配信することができます 。
- マイクを、PCまたは周辺機器に接続しておく(USBヘッドセットも使用可能)。
- 「音声設定」にチェックが入っていることを確認する。
- 「デバイス」で 「マイク」を選択 する (*15) 。
- 「 スピーカーキャプチャ設定(Vista以降) 」にチェックを入れる。
- BGMをうまく流すことができない場合は、 こちら を参照のこと。
音量調整の方法
- BGMの音量 は、そのBGMを再生しているアプリで調整します。ここでいうアプリというのは、たとえば キャプチャーソフト 、PCゲーム、iTunes、Webブラウザなどです。この方法の場合、 配信者および視聴者が聞いているBGMの音量が影響を受けます 。NLEのレベルメーターを見つつ、 BGMの音量がマイクの音よりも小さくなるように調整 しましょう。
| 音量 : 小 | 音量 : 中 | 音量 : 大 |
▲BGMの音量については、いちばん大きな音を再生したときにレベルメーターが「音量 : 小」くらいになるのが理想です。マイク音量については、それよりも大きめになるようにします。
- 自分にはちょうどよい音量なのに、視聴者にBGMが大きいと指摘された場合は、「スピーカーキャプチャ設定(Vista以降)」の下にあるスライダーを調整します。 このスライダーを左右に移動すると視聴者が聞いているBGMの音量が変化しますが、配信者自身にはなんの影響もありません (*16) 。
- マイクの音量 はWindowsの録音デバイスとよばれる部分で調整します。NLEを使用しているかどうかに関係なく マイクの音は小さくなりがちなので注意が必要 です。詳しい音量調整の方法については、 こちら をご覧ください。
補足
- PCによっては、以下のような設定でもBGMとマイク音声をミックスして配信できます。ステレオミキサー機能を使用する方法です。ただし、Windows Vista/7/8/8.1/10の場合、NLEの使用を前提とするならほとんどメリットのない設定です。USBヘッドセットは使用できません。
こんなときは
- 詳細は、Niconico Live Encoder/こんなときはをご覧ください。下記リンクをクリックすることでもリンク先のページに飛ぶことができます。
その他
- FME Automator と NLEautostart を使用することによって、 自動で枠を取得 することができます。詳細については、自動枠取りをご覧ください。
- Flashコメントジェネレーターというアプリを使用すると、視聴者によるコメントをオシャレな外観とともに画面に表示して配信することができます。
関連ページ
- このページと関連性の強いページは以下のとおりです。
| ページ名 | 内容 |
| コメント | |
| ニコニコ生放送 | 生放送を行うための手順 |
| 実況用PCマイク/こんなときは | マイク使用時によくあるトラブルまとめ |
| Webカメラ | Webカメラの選び方、設定方法 |
*3 この場合、視聴者の見ている画面では左右に黒帯がつくことがありますが、異常ではありません。
*4 解像度の変更が反映されていない状態だと、映像が縦または横に伸びたままになります。そこで、更新ボタンをクリックして解像度の変更を反映させる必要があります。
*6 映像ソースは、「Shift」キーや「Ctrl」キーを使って複数選択し、まとめて削除することができます。
*7 たとえば、明るさ・コントラスト・色合い・彩度の調整、トリミング、クロマキー合成などができます。
*8 映像ソースを上下にドラッグ&ドロップすることでも優先度を変更できます。
*9 画面キャプチャーは、スクリーンキャプチャーまたはデスクトップキャプチャーともいいます。
*10 赤い十字線の表示は、キーボードの「Esc」キーを押すことでキャンセルできます。
*11 DirectXは迫力のあるPCゲームを高速で動作させるための技術です。PCゲームをよくプレイする人や、アプリ開発者にはおなじみのものです。
*12 管理者として実行するには、プログラム上で右クリックし、「プロパティ」→「互換性」タブで「管理者としてこのプラグラムを実行する」にチェックを入れて、「OK」をクリックします。
*13 「追加」→「メディアファイル」の順にクリックせず、画像や動画をプレビュー画面または映像ソースの一覧に直接ドラッグ&ドロップしてもかまいません。
*14 「Font」ではフォントの種類、「Color」では文字の色、「Style」では太字・斜体、「Opacity」では透明度の設定が可能です。