九州新幹線 脱線車両の移動はじまる

九州新幹線 脱線車両の移動はじまる
九州新幹線の回送列車が脱線した現場では、復旧に向けた作業が進められていて、22日から脱線した車両を移動させる作業が始まりました。
九州新幹線は、今月14日の地震で、熊本駅から南におよそ1.3キロの地点で6両編成の回送列車が脱線し、18日から復旧作業が行われてきました。
脱線した6両の車両のうち鹿児島寄りの3両については21日未明までに線路に戻す作業が終わり、22日午後から、車両を作業車でけん引して現場から8キロ離れた車両基地に移動させる作業が始まりました。
JR九州によりますと、22日中に車両基地に移動できる予定ですが、残りの脱線したままの車両の一部は損傷が激しいため、復旧作業に時間がかかっていて、作業が完了するめどはたっていないということです。