壊れかけてもアナタの傍にいられることが幸せなんだと知ってほしいよ
あの日は腕もあった
身体は綺麗だったし
君に持ち上げられて見た景色が懐かしいよ
でも今
何も見えない場所で
君の声と足音だけが記憶となった
たぶんいつかは消えちゃうんだろうな…
楽し気な声が聞こえる
君の思い出になれなくても
今まで近くにいることができて良かったよ
この体が汚れた時、幼い君は泣いて大変だったね
たくさん話もしてくれた
そして
君の背はどんどん高くなって
落ちているワタシに気付かなくなった
部屋の隅へ
段ボールの中へ
暗い押し入れの中へ
それからは一度も姿を見れてないけど
きっと
最期に一瞬だけ
君の手が抱いてくれる
その日を
唯一の楽しみにしています…
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