東武鉄道の新型特急、会津鉄道にも直通…来春運転開始
鉄道 企業動向
500系は2017年春の導入が予定されている新型車両。東武鉄道は2015年4月、500系を24両(3両編成8本)製造し、東武スカイツリーラインや日光線、宇都宮線などで構成される東武本線に導入すると発表していた。
500系の編成は3両が基本だが、編成両端の先頭部には貫通扉を設置し、複数の編成を連結して運転することができる。東武はこれにより「途中駅で列車の併結・分割などを行い、お客さまの目的地に合わせたシームレスなご利用が可能となります」としている。
今回の発表によると、3社は複数の目的地に対応できるという500系の特徴を生かし、目的地の一つとして500系の会津エリアへの乗り入れを行うことにした。直通運転区間は浅草駅から野岩鉄道会津鬼怒川線を経由し、会津田島駅までの190.7kmになる。
3社は500系の乗り入れにより「首都圏から、川治温泉、湯西川温泉、塩原温泉といった日本有数の温泉地を有する野岩鉄道沿線や、裏磐梯や大内宿、鶴ヶ城など魅力ある観光スポットを有する会津エリアへのさらなる誘客を図り、ひいては交流人口増加による、栃木・福島エリアの活性化の一助となることを目指します」としている。
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