安倍首相 あす熊本地震の被災地を視察へ

安倍首相 あす熊本地震の被災地を視察へ
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安倍総理大臣は、総理大臣官邸で公明党の山口代表と会談し、熊本地震の被災地の状況を把握するため23日、現地を視察する考えを伝えました。
この中で、山口代表は熊本地震について、「被災者の方々は疲労しており、必要な人に必要な物資が行き渡るように対策を強化する必要がある。被災地によっては、行政能力が痛んでいるうえ人手が追いついていない」と指摘し、人的な支援を充実させるよう求めました。
これに対し、安倍総理大臣は「全国各地に経験を持った人がいるので、ぜひ生かしたい。ボランティアが経験を生かして活躍できるよう支援していく」と応じました。そのうえで、「被災地の実情をしっかりつかみたい」と述べ、23日に現地を訪れ、被災状況や救援活動などを視察する考えを伝えました。
このあと山口氏は記者団に対し、「一日も早く被災者の安心感を確立することが最優先だという認識を共有した。安倍総理大臣自身の目と耳で、被災地の実情をつかんでもらい、その後の対応に生かしてもらいたい」と述べました。