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国産ステルス機が初飛行 愛知―岐阜、25分で到着

2016/4/22 9:45
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 防衛省は22日午前、相手のレーダーに探知されにくい「ステルス」性能を持つ戦闘機の開発に向け、先進技術実証機「X―2」を初めて飛行試験した。愛知県営名古屋空港を出発し、約25分間かけて岐阜基地(岐阜県各務原市)に到着。ステルス機の有人飛行は日本では初めてで、米国、ロシア、中国に続き4カ国目となる。

初飛行した先進技術実証機「X―2」(22日午前、愛知県営名古屋空港)=写真 今井拓也

 X―2は敵機のレーダーを吸収して反射を減らす材料を採用したり、レーダーが当たりにくい胴体形状にしたりしている。エンジンの噴射角度を自在に変え、高い運動性能を持つ。全長は14.2メートル、幅9.1メートルで機体は日の丸をデザインした。

 開発費約400億円を投じ、三菱重工業が設計・製造した。エンジンはIHIが担当したほか、富士重工業や川崎重工業など約220社が参加した。今後、岐阜県内で2度目の飛行試験した上で、防衛省の外局である防衛装備庁に引き渡す。同庁が2017年度までステルス能力や飛行性能、操縦系統のデータを取得して技術を検証する。

 28年度ごろに退役するF2戦闘機の後継機を視野に09年度から開発を始めた。18年度までの中期防衛力整備計画では、国産化するか、国際共同開発・生産にするかを判断するとしている。当初は15年中に飛行試験する計画だったが、エンジンを安定させるのに時間がかかった。

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