阿久沢悦子
2016年4月22日03時00分
尼崎市在住のお年寄りから戦争体験を聞く「傾聴講座」に、私立灘中学・高校(神戸市東灘区)の生徒らが参加し、5人の話を冊子にまとめた。5月2、3日に同校である文化祭で発表する。
傾聴講座は尼崎市の高齢者福祉施設「西長洲荘」のケアマネジャー粟野真造さん(56)が6年前に始めた。聞き手は相手の話を途中で遮らない、などのルールを守り、高齢者の語りにじっと耳を傾ける。
生徒たちは1月の講座に参加し、数人ずつに分かれて施設や自宅に出向いた。メモを取りながら1時間以上にわたって話を聞いた。
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