1万円もする酵素ジュースを買って飲んでいたこともあるけれど
もうそういうのは止めて、野草の酵素ジュースを作ろうと思い立ち
さまざまなブログを読み漁って、大事なエッセンスを抜き出し
自分で作ってみました。
(野草・山菜・雑草・新芽・ミント!
相当アクの強い面々もいますが大丈夫でしょうか。)
いろいろな方のブログを読んでいると
材料名のところに「名前も知らない沢山の野草」と
書いてあったりするけれど、私はその勇気はなかった...。
アザミとかタンポポとか、自分で名前の分かるものだけを
入れて作ることにしました。
野草の酵素ジュースを作る まずはポイント把握
- 室温20度以上が最適。室温が低いと発酵しづらい。
- 使う砂糖は「白砂糖」でないと発酵しづらい。
- 野草はできるだけ多くの種類をミックスすること。
種類が多ければ、多少毒性があるものが混ざっても中和される。
(とはいえ、明らかな毒草・猛毒系のものを入れるのはNGなので
よくリサーチしましょう!) - 野草のみならず「新芽」を入れるのも良い。
そして市販の果物や野菜もミックスして作ってもOK. - 手の常在菌を使って混ぜ、発酵を促していくため
混ぜる前は、手を石鹸で洗わない。
(私は30分前に1度、手を石鹸で洗っておき
少し時間が経ってから、酵素ジュースを混ぜます。) - 10日間ぐらい手で混ぜて、できあがり。
- 保存瓶のフタは閉めず、布などをかぶせる。
野草の酵素ジュースのレシピ
材料は、今回私が作る時に使ったものです。
手に入りやすい野草を使って、各自アレンジしてみてくださいね。
材料(野草) 多いものから ※計1キロ
- 野人参
- あまどころ
- 大根葉
- 折り菜
- ふき
- ブルーキャットミント
- たんぽぽ
- あざみ
- 柿の新芽
- スギナ
- ウドの葉
他に入れてもいいもの
- 果物類(レモン・いちご・りんご等)
- 野菜(キャベツ等)
- 新芽(たとえばバラの新芽とか)
用意するもの
- 砂糖 1.1キロ
- 煮沸消毒した保存容器(樽など大きいもの)
- 清潔な布・ハンカチなど(瓶にフタをするため)
保存容器は、生半可な大きさのものではNGでした。
1キロの野草は思いのほか大容量なのです(翌日にはしんなりしますが)
100円ショップの大きなバケツなどを用意しておけば安心ですね。
(味が激しすぎて、そうそう料理にも使えない野人参が
ここではメインを張ります。
すさまじい個性も活かすチャンスはあるものですね。)
具体的な作り方
- 摘んだ野草・新芽・市販の野菜や果物をよく洗う
(果物や野菜は無農薬のものが望ましいです) - 野草・果物などを、適当な大きさにカットする(ちぎってもOK)
- 野草を瓶の底に敷き詰め、その上に砂糖を敷き詰める
(これを数回繰り返す) - 最後に砂糖でフタをし、瓶の口に布をかぶせて
ごみが入らないようにする
(瓶のフタをして密閉すると、破裂する可能性があるので危険。
必ず布など、通気性のよいものを使う。) - 砂糖が溶けだしてきたら流水で洗った手でかき混ぜる。
- 翌日から1日2回、各50回ずつかき混ぜる。
※数日して細かい泡がでてきたら発酵の始まり。 - 10日ぐらい経ち、材料が浮いてきて、混ぜるとシュワ―と
泡が出るようになれば完成。 - ザルなどに中身ごとあけて漉す。
- できあがった酵素液は、保存用に煮沸消毒した瓶に入れて
保存する。
(ここでも発酵は進んでいるので、瓶のフタはせずに
布をかぶせる。)
それでは実践編
写真のように野草&お砂糖を仕込みます。
容器の大きさを目立たせたかったのでこんなアングルです。
手の常在菌を利用して作るということなので
1日に2回といわず、複数回混ぜています。
野草の清涼感溢れる香りがただよい、ちょっとした芳香浴。
癒されます。
野草を摘んだ手間を考えると、何がなんでも成功してほしいですが
万が一うまく発酵しなくても、腐敗さえしなければ
「野草シロップ」として飲めるのではないか等と
さまざまな思いが胸を去来します。
3日経つと、大変予想外なことに
かすかに糠(ぬか)のような匂いがしたのでビックリ!
これは全然考えていませんでした。
市販の酵素ジュースを無意識にイメージしており
どんどんフレッシュ感が増していくものだと思っていたので。
発酵が始まっていると考えれば
なんとなく嬉しいような気もしてきます。
手で混ぜている時に「不安・心配」のネガティブなエネルギーは厳禁。
ちゃんと発酵してね♡と優しい気持ちで呼びかけました。
これも効果あるだろうと踏んでいる。
「奇跡のりんご」で知られる木村秋則さんも
りんごが実らない時期、木に向かって日々話しかけていたらしいですね。
話しかけなかった木は枯れてしまったのだとか。
..そんなことを思い出しながら、日々声をかけました。
この期間、気温がなるべく20度を下回らないように
暖房が必要ない時でさえ「23度」に設定して、部屋を暖めていました。
いつもはこんなリッチなことしませんが。
10日以上経過... 実食!といきたいところだけど
かき混ぜると泡立つようになりました。
でもまだシュワーという感じではなく、まだまだこれからな感じ。
酵素ジュースなのか?
超絶アクが強い野草シロップなのか?
少し舐めてみても、とにかく甘いだけなのです。
ソーダ割りにでもしようかな。
ということで、まさかの失敗!?
というか、成功か失敗かもわからないという体たらくで
幕を閉じることになりました。
原因は夜間の気温が低かったからではないかと思います。
再挑戦します。