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最終更新:2016年4月21日(木) 21時58分

柏崎刈羽原発で蓄電池から希硫酸が噴出

 新潟県の柏崎刈羽原発で21日午後、電気設備の蓄電池から希硫酸が吹き出し、消防隊が出動する騒ぎとなりました。放射性物質の漏えいはないということです。

 トラブルがあったのは、6号機、7号機の脇にある廃棄物処理建屋の地下1階で、21日午後1時50分ごろ、電気設備から煙が出ているとの通報があり、所員が消火活動にあたりました。

 東京電力によりますと、実際には煙ではなく、蓄電池の中に含まれる希硫酸が霧状に噴出したということです。このトラブルで、所員6人がのどに違和感を訴えましたが、業務に復帰したということです。また、放射性物質の漏えいはないということです。

 柏崎刈羽原発は、再稼働に向け、審査が進められています。(21日21:46)

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