三菱電機の半導体工場 一部生産再開へ 熊本

三菱電機の半導体工場 一部生産再開へ 熊本
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大手電機メーカーの「三菱電機」は、一連の地震で操業を停止している熊本県内の半導体と液晶パネルの工場のうち、安全確認の作業が進んでいる半導体の工場について、来月9日から一部の生産の再開を目指すことを決めました。
「三菱電機」は、一連の地震によって熊本県合志市にある自動車やエアコンなどのモーターを制御する半導体の工場と、菊池市にあるカーナビゲーション向けなどの液晶パネルの工場の2か所が、今月14日の夜から操業を停止しています。
発表によりますと、いずれの工場も建物に大きな被害はなく安全の確認や設備が壊れていないか機械の試運転などを行っていて、このうち、合志市の半導体工場は作業が進んでいるとして、来月9日から一部、生産の再開を目指すことを決めました。
安全が確認された工程から順次、生産を再開するとともに、今後、外部の工場に委託して代替生産も行うことにしています。一方、菊池市にある液晶パネルの工場については、今月末までに生産再開の時期を判断したいとしています。