若返り急成長画像掲示板

管理者:mogmog
Doctor Kの不思議研究室 - DoctorK
2016/03/09 (Wed) 08:11:50
DoctorKです。
いくつかスレを立てましたが、今後はこのスレに小説を掲載します。
今後ともよろしくお願いします。
既スレのお別れ式、榊についても読んでみてください。
仕置人麗奈 - DoctorK
2016/03/11 (Fri) 16:51:17
尾崎拓也は全裸で薄暗い廃墟のベットで寝かされていた。
両手足はベットの隅に鎖で縛られている。
逃げ出そうとしても動けない。

「気が付いた?尾崎拓也さん?」

入口の方から女が現れた。
茶髪でヤンキー風、黒いスーツ姿、年齢は二十歳ぐらいといったところか。

麗奈
「私は仕置人の黒崎麗奈。」
拓也
「仕置人?何でも良いから鎖を外せよ!」
麗奈
「その姿で凄んでも迫力はないわね。七歳児の姿じゃ」

麗奈は馬鹿にしたように拓也を笑った。
拓也は本来二十七歳だが、ベットに寝かされている拓也は手足が細く、筋肉はほとんどない。おチンチンはピンクで小さい。
明らかに子供の姿だ。
そう言われて拓也も自分の肉体の異常に気付いた。
顔は恐怖で引きつり、目には涙を浮かべている。

拓也
「な、なんだよコレ!!」
麗奈
「この薬を飲ませて貴方を若返らせたの。」

麗奈は黒いアンプルを拓也の前に出した。

麗奈
「この薬は中世の魔女が使っていたものと同じもの、私が古い文献を見て作ったの。」
「アンタみたいなクズを成敗するために」

そう言って麗奈はスマホを拓也の前に出した。
スマホにはある動画が写っている。
写っているのは今拓也と麗奈がいる部屋と同じ部屋。
ベットには全裸の成人男性が寝かされている。
男性は睡眠薬を嗅がされているのか全く起きる気配がない。

拓也
「これ・・俺じゃねえか・・」

動画は続く、麗奈が全裸の拓也にアンプルの薬を飲ませる。
薬を飲ませた途端、拓也の肉体に変化が始まった。
手足がだんだん縮み、筋肉の量も減っていった。
男性器の陰毛も薄くなっていき、最後にはツルツルになった。
男性器自体も明らかに小さくなった。
子供のおチンチンという状態だ。

麗奈
「どう?状態は分かった。」
拓也
「な、何でこんなことするんだよ!」
麗奈
「アンタに振られた女性から依頼があったのよ。」
「女遊び激しいみたいねアンタ、女をとっかえひっかえ、中々のクズね。」

拓也はとうとう泣き出した。

拓也
「分かったよ・・俺が悪かったよ・・元に戻してくれよ・・」
麗奈
「元に戻るのは簡単よ・・ただ射精すれば良いだけだから」
「でも出来るかしら?その子供のおチンチンで」

麗奈は拓也のピンク色のおチンチンを中指で弾いた。

麗奈は拓也の鎖を外した。
その途端に拓也は必死になってオナニーを始めた。

麗奈
「おチンチン駄目になるまでオナニーするが良いわ。」
「あ~はっは」

麗奈は高笑いしながら廃墟を後にした。

作者後記
れなさん、とりあえずこんな感じで短編を作ってみました。
どうでしょうか?



Re: 仕置人麗奈 - れな
2016/03/12 (Sat) 08:58:41
Kさんありがとうございます(≧▼≦)

依頼をうけて若返らせちゃうっていう設定大好きです(^∇^)

しかも出さないと元に戻れないっていうのがまたおもしろすぎですね(≧▼≦)

まちがいなく一生懸命おちんちんをいじいじしまくりのオナニー幼児になっちゃうはずw

女の子の場合も絶頂しないと元に戻れない設定なんですよね〜?

男のひと達を手玉にとっていたないすばでぃなモテモテ美女や

新婚ほやほやのらぶらぶな女の子とかが嫉妬とかでお子ちゃまにされちゃったら…

そりゃもう毎日一生懸命われめいじいじのオナニー小娘になっちゃうはず(≧▼≦)

Kさんすばらしい作品をホントにありがとうございます(*^o^*)
Re: 仕置人麗奈 - Doctor K
2016/03/12 (Sat) 12:34:09
れなさん返信ありがとうございます。
標的を男性にしたのは幼児の状態だと射精が不可能だからです。
女性だと一応絶頂に達してしまえるからやめました。
今後もよろしくお願いいたします。
Re: Re: 仕置人麗奈 - れな
2016/03/12 (Sat) 23:21:27
Kさんお返事ありがとです(*^-^*)

たしかに絶頂を迎えたら元に戻っちゃうからおもしろくないですねw

元に戻らないけど感度を上げられてアソコがめちゃめちゃ気持ち良くなってて

絶頂を迎えたらさらに1歳ずつ幼くなっちゃうってのはどうですか?(*^o^*)

あとKさんのコメントにあった若返りによってこれまでの人生が無になるって言葉が

すごくドキドキしました、それと榊の中ではおちんちんがない、女の子だってセリフが大好きです(≧▼≦)

応援してますのでこれからもがんばってくださいね〜
商品アイドル その① - DoctorK
2016/03/16 (Wed) 10:51:12
「みんな~今日はありがとう~!!」

大観衆へ彼女は叫んだ。
彼女は「堀川しのぶ」十七歳、アイドル歌手である。

八月八日 土曜日 東京ドーム
今日は彼女のライブだ、数万人の観衆が彼女に夢中だ。
彼女は今大人気のアイドル、多数のドラマやCMに出演している。
テレビで彼女を見ない日はない。肩までの黒髪、顔立ちは猫のような可愛げのある顔、スタイルも非常に良い。

堀川
「お疲れ様です~」

ライブが終わり彼女は舞台裏を通り、楽屋に帰った。
楽屋に入ると銀の眼鏡をかけた黒いスーツの女性が待っていた。
腰までの長い髪をヒモでまとめている。彼女のマネージャー「木村絵里」だ。
木村の顔を見た途端、彼女の顔から笑顔が消えた。

木村
「お疲れ様。今日も大成功でしたね。」
堀川
「もうカプセルに戻るんですか。」
木村
「商品管理が私の仕事ですから。さぁカプセルに戻りましょう。」

そう言うと木村は野球のボールぐらいの白いカプセルを手提げカバンから取り出した。

木村がカプセルのスイッチを押すとカプセルは光りだした。
しばらくすると光が消えた。
堀川の姿はそこにはなかった。
彼女が身に着けていた衣装が床に中身が消えたように散らばっていた。

木村は床に散らばった衣装を楽屋の棚に戻し、カプセルをカバンに入れ
楽屋を後にした。

作者追記
新作です。堀川しのぶについて、今後も書いていきます。
意見、指摘を待っています。



Re: Doctor Kの不思議研究室 - とら
2016/03/16 (Wed) 23:41:51
おお~新作。もしかしたら堀川しのぶは人造人間なのでしょうか?
Re: Doctor Kの不思議研究室 - ケン
2016/03/16 (Wed) 23:49:32
なんだかポケモンみたいな扱いだなというのが率直な感想ですね(´∀`)

もしくはモノ扱いされてるので奴隷みたいな所有物っぽくて可愛そうな立場なのかなとも・・・

単純に誰かのクローンということで商品化されてるという可能性も・・・

どういうポジションなのか今後見えてくるのでしょうがそこが気になるトコロですね
Re: Doctor Kの不思議研究室 - DoctorK
2016/03/19 (Sat) 10:02:16
一年前 冬
堀川しのぶは芸能プロダクション「ノア」の社長室に居た。
入口から正面のソファーに小さく座っている。
紺のセーラー服姿だ。
テーブルを挟んだ向かいのソファーには白髪の老人が座っている。
「ノア」の社長、神崎茂だ。
芸能界はもちろん、政財界にも顔が知れ渡っている有名な人物である。
そんな彼が何故年端も行かない少女を呼び出したのだろうか?

しのぶ
「何で私は呼び出されたのですか?」
神崎
「硬くならなくて結構、それより君の家には大変な借金があるそうだね?一億円と聞いた。」
しのぶ
「はい・・最近親が事業で失敗しまして・・父も母も病気になるし・・もうどうしたらよいか・・」
神崎
「私がその借金を肩代わりしようと言ったらどうする?君の両親の面倒も見ても良い。」
しのぶ
「どういう事ですか?・・何で貴方がそんな事を・・」
神崎
「率直に言おう、私は君をうちの会社で芸能人として育てようと思っている。君には光るものがある。」
しのぶ
「本気で言ってるのですか?」
神崎
「ああ本気だ。そんな下らない冗談は言わない。私の手にかかれば君をトップスターにすることは造作もないことだ。」
しのぶ
「・・・」
神崎
「ただしこちらの条件も飲んでもらいたい。」
しのぶ
「条件?」

神崎はテーブルに置いてある白いカプセルを手に取った。

神崎
「これはうちの関連会社が作ったものだ。こう人に向けるとな・・」

そういって神崎はカプセルをしのぶに向けた。そのまま神崎はカプセルのスイッチを入れた。
するとカプセルが激しく光った。
光が消えるとそこにはしのぶは居なかった。
しのぶが身に着けていたセーラー服や下着、革靴が床に散らばっていた。
神崎はしのぶが座っていたソファーにカプセルを向け、スイッチを押すとカプセルがまた光った。
そうするとソファーの上に小さな赤ん坊が現れた。
最初は這いつくばっていたが、じきに立ち上がった。
立ち上がったことで性別が確認できた。女の子だ。
そしてその赤ん坊は成長を始めた。
徐々に身長、手足が伸び始め、あっという間に小学生ぐらいの女の子になった。
まだまだ成長は止まらない。だんだん体に丸みが出てきた。
乳房やお尻も風船が膨らむように大きくなった。
高校生ぐらいの女の子になった。堀川しのぶだ。
元に戻った直後、しのぶの目はうつろだったが、数秒経つと顔に生気が戻った。
そして自分が全裸であることに気付くと慌てて床に座り込んだ。

しのぶ
「きゃーー何で私ハダカに・・」
神崎
「これが私の条件だよ。君にはうちのアイドルになる。アイドルはわが社の所有物だ。わが社では所有物は人間ではない。」
しのぶ
「どういう事ですか・・」
神崎
「わが社で管理している芸能人は全てこのカプセルで保管している。」
「このカプセルを使うと人間を受精卵まで退化させ保管すること出来る。元々は某国で軍事利用するために開発したものだが、芸能人を管理するにもちょうど良いことに気付いて使うことにした。君もこのカプセルで管理する。」
しのぶ
「・・・」
神崎
「君の場合、借金を肩代わりするなどという特殊条件があるので、さらに別の条件を付ける。まあその条件は私の個人的要求を満たすものだ。」
しのぶ
「・・・」
神崎
「君の財産を全て私が買い取る。さっきまで身に着けていた衣服なども全てだ。文字通りの裸一貫になってもらう。」
「あと君の戸籍も消す。元々存在してなかったことにする。全ての公的記録を消す。」
「これらは私の楽しみだ。」
しのぶ
「酷い・・」
神崎
「君は拒否できるのかね・・ただの小娘である君が借金を返せるのかね?親の面倒を見ていけるのかね?・・」
「私が肩代わりした借金は毎月の君の給与全額をそのまま弁済に使う。君はカプセルに常に入るから給与は不要だしね。借金分を完済したら自由にしよう。長期間かかるがね。」

しのぶは目に涙を浮かべ、体を震わせた。

しのぶ
「分かりました・・貴方の会社でアイドルになります。」

こうして堀川しのぶは悪魔の契約を結ぶことになった。

作者後記
拙い内容ですが続きです。
感想、指摘をお願いします。
Re: Doctor Kの不思議研究室 - DoctorK
2016/03/19 (Sat) 10:04:17
管理者様
上記の続きについて件名を誤りました。
「商品アイドル その②」です。
訂正をお願いできますか?
Re: Doctor Kの不思議研究室 - ケン
2016/03/19 (Sat) 22:45:47
借金返済のために人間性を捨てるとは・・・なんか会社自体あくどい感じになりそうですね(汗)

ここからどう繋げていくのか予想しにくい分気になりますね。

ところで文章およびタイトル編集は投稿した項目の右下の編集、削除のボタンから行えますよ。
ただし投稿字にパスワードを入れておく必要がありますが・・・一度入れておいてパソコンに記憶させておくと後々楽だと思いますよ。
Re: 商品アイドル その② - Doctor K
2016/03/20 (Sun) 00:04:24
ケンさん返信ありがとうございます。
今後は堀川しのぶが会社に抵抗していく様を書いていこうかと考えています。
協力者等を出す予定です。
人生クリーニング屋 前編 - DoctorK
2016/04/08 (Fri) 21:10:02
暗い部屋、その中に人一人が入るカプセルがあり、一人の女性が入っている。
女性の名前は「望月瑠衣」二十七歳、小学校教師である。
長い黒髪、整った目鼻立ち、黒いスーツの上からでも分かる大きな胸、お尻、女性としては非常に魅力的である。

そんな彼女があるカプセルに入れられている。
人間の肉体を受精卵に退化させる機械だ。
受精卵はそのカプセルの横にある「人工子宮」に転送され、胎児、新生児と成長させる予定だ。
機械のそばには、黒服スーツの男が居る。
彼の名前は黒田一男、彼は望月をこれから受精卵にするつもりだ。
望月は受精卵になると、脳細胞も初期化してしまうため、今までの記憶も全て消えてしまう。
彼は何故そんな事をするのだろうか?

数日前、近くの喫茶店
彼はある少年から今回の依頼を受けていた。
少年の名前は石塚大翔(はると)小学六年生だ。

黒田
「本気なんだね?」
大翔
「はい・・僕と先生を受精卵に戻してください。」
黒田
「なぜそうしようと?」
大翔
「僕は数日前、先生に好きだって告白しました・・でも子供だから相手にされませんでした・・でも僕は本気なんです。」
「そんな時・・あなたの噂を聞きました・・人間を受精卵に戻す技術を持った人間が居ると・・これなら僕の望みが叶うと・・計画が実行できると・・」

黒田は少年から計画を聞いた。
それは恐るべき妄執だった。

大翔と望月をそれぞれ受精卵に退化し新生児に戻る。
ただし、大翔については受精卵に退化する前に脳記憶の情報を特殊な機械に保存する。
望月については、そのまま受精卵に退化させる。
普通に退化すると前述のとおり、脳細胞が初期化されるため、記憶は残らない。
もちろん本人の承諾は得ず、睡眠薬入りの飲み物を飲ませ意識を奪う予定だ。
新生児に戻った大翔(以前の記憶あり)、望月(以前の記憶なし)は地元の孤児院に黒田が預ける。

黒田
「失踪騒ぎになるね・・どうして君は先生と一緒に孤児院に行くの?」
大翔
「先生の同い年の幼馴染になりたいんです。」
「一緒に成長して必ず心を奪って見せます。」
「僕は今までの人生を捨てる覚悟です。」
「依頼を受けてくれますか。」
黒田
「君の覚悟は分かったよ・・依頼は受けよう。」

こうして計画は実行に移されることになった。
Re: Doctor Kの不思議研究室 - ケン
2016/04/08 (Fri) 23:45:22
新作の方もまた切り口が斬新ですね!

相手を若返らせるだけの展開なら多々ありますが、依頼した自分自身も同じように一度受精卵となり、赤ん坊として一から人生をやり直すというのはなかなかありませんね。

育て直すのではなく共に育っていくというシチュはとても珍しいと思います。

どういう展開になるのかなかなか予想できないので後半がどうなるのか気になってしまいますね
Re: Doctor Kの不思議研究室 - Doctor K
2016/04/09 (Sat) 12:41:55
ケンさん返信ありがとうございます。
後編も頑張りますので、よろしくお願いします!
人生クリーニング屋 後編 - DoctorK
2016/04/12 (Tue) 13:49:34
現在、黒田の実験室

黒田は望月が入っているカプセルのスイッチを押した。
カプセルが光りだした。
それと同時に中で眠っている望月の肉体が幼くなりだした。

高校生、中学生、小学生と幼くなり、とうとう顔や手足がスーツの中に消えた。

しばらくするとカプセルの光が消えた。

黒田
「望月先生は受精卵になったよ。これで望月先生はこの世から消滅した。」
「人工子宮に受精卵を転送する。」
大翔
「はい・・お願いします。」

人工子宮に目を移すと小さな胎児が成長していった。
数分後、新生児の状態まで成長した。
人工子宮を開き、赤ちゃんになった望月先生を取り出す。
その途端、「オギャー」と元気な声をあげた。
黒田はタオルで望月の体を包み、大翔に見せた。

大翔
「これが先生・・自分の目で見てても信じられない・・」
黒田
「これで先生は一から人生やり直しだ。新しい名前は君がつけて見るかね?」
大翔
「え・・じゃあ・・『御幸』でお願いします・・幸せになってもらいたいし・・」
黒田
「おいおい・・君が幸せにするんだろう?」
大翔
「そうでした・・必ず幸せにします。」
黒田
「次は君の番だ・・まず、君の記憶をコピーする。」

黒田は大翔を歯医者の治療室にあるような背もたれのある椅子に座らせ、頭に記憶コピー装置を取り付けた。

記憶のコピー作業は数分で終わった。

黒田
「いよいよ君を受精卵に戻す。覚悟はよいかね?」
大翔
「お願いします。」
黒田
「それじゃあカプセルに入り給え。」

大翔は唾をゴクっと飲み込み、カプセルに入った。

黒田
「作業が全て終わり次第、知り合いの孤児院に君と先生、おっと『御幸』ちゃんを預ける。」
「そういえば、新しい君の名前を決めてなかったね・・『幸人』でどうだろう?」
大翔
「先生と同じ字が入るんですね・・その名前でお願いします。」
黒田
「じゃあ・・カプセルのスイッチを入れるよ」

その瞬間、大翔の意識は途切れた。

十二年後 春

ある小学校を卒業する子供が二人いた。
一人は『御幸』、幼いながらも『望月瑠衣』の面影はあった。
もう一人は『幸人』、黒田に若返りを依頼した『石塚大翔』そのままの姿だ。
二人は桜並木を歩きながら、小学校に向かっている。

幸人
「今日で俺たちも卒業かぁ・・」
御幸
「今まで色んな事あったよね・・私達親が居なくてよくイジメられたけど幸人が何回も守ってくれた・・」
幸人
「よせよ・・照れくさい・・」

御幸
「ねぇ幸人・・私の事どう思う?・・」
幸人
「え・・そりゃ・・可愛いと・・」
御幸
「それだけ?」
幸人
「・・好きだよ・・」

御幸は幸人の頬にキスをした。


Re: Doctor Kの不思議研究室 - Doctor K
2016/04/13 (Wed) 00:18:52
感想待ってます。
Re: Doctor Kの不思議研究室 - とら
2016/04/13 (Wed) 17:38:59
ラストの幸人と御幸の幸福さの裏にある黒さがたまらんです~
Re: Doctor Kの不思議研究室 - Doctor K
2016/04/13 (Wed) 19:36:57
とらさん返信ありがとうございます。
もしもとらさんが幸人の立場なら、御幸と付き合うようになって、どんな気分になりますか?
Re: Doctor Kの不思議研究室 - とら
2016/04/13 (Wed) 21:49:52
他人を操っているようで罪悪感を抱くんじゃないですかね(それほど善人であるかはともかくとして)
卒業ビデオ その① - DoctorK
2016/04/20 (Wed) 06:58:53
20xx年4月1日
ある少女について紹介するDVDが密かに販売された。

以下DVDの内容

ある高校の入り口の前で立っている一人の少女が写る。
髪は肩までの黒髪、はっきりとした目鼻立ち、体形は着ている紺の制服の上からでもはっきりと胸やお尻などが分かる体形だ。

ナレーション
彼女の名前は『神原悠(かんばらゆう)』高校三年生、学業は常に上位で人望も厚く、生徒会長も務めた。バスケットボール部の部長も務めるなど文武両道である。
三月七日の今日、彼女は通っていた高校を卒業する。
それと同時に人生を卒業する。
彼女は自分の意志で受精卵に退化し人生をリセットするのだ。
卒業ビデオ その② - DoctorK
2016/04/20 (Wed) 21:39:58
※前回に引き続きDVDの内容

夜の学校、悠の所属していた「三年五組」の教室、悠は制服姿で彼女が使っていた席に座っている。
正面にはカメラマンがいる形だが、彼女をハンドカメラで正面から写しているので画面に彼は映らない。
カメラマンが彼女に質問を始めた。

カメラマン
「まず自己紹介をお願いします。」

「はい、名前は神原悠、18歳です。趣味はバスケットボールで部活もバスケ部でした。」
カメラマン
「バスケ部だったから身長も大きいね。何センチ?体重は?」

「身長は170センチで体重は・・って秘密ですょう!女の子にそんなこと聞いちゃダメです!」
カメラマン
「ごめん、ごめん。怒らないで。」

「さっさと本題にはいってください!」
カメラマン
「そうだね。じゃそろそろ真面目にしようか。」
「悠ちゃん、カメラに向かって、これからやることを説明して」

「はい、今日私は高校を卒業しましたが、それと同時に人生を卒業します。」
「特殊な機械を使って受精卵に戻り、赤ちゃんから人生をやり直します。」

たどたどしく彼女は画面に向かって宣言した。
卒業ビデオ その③ - DoctorK
2016/04/21 (Thu) 05:50:42
カメラマン
「はい、ありがとうございました。」
「でも何で、そんな事をするのかな?」
「生物の肉体を受精卵に退化させる技術は最近開発され、一部の人間は人生をやり直すのに使ってるね」
「受精卵になって、赤ちゃんから人生をやり直すなんて、もったいなくない?後悔はない?受精卵になったら脳細胞も退化するから記憶も全て無くなっちゃうよ」

「やっぱり、そういう意見ありますよね。でも私決めたんです。」
「私産まれたときに孤児院に引き取られたんで親の顔知らないんです。」
「部長とか任されたり、周りは私をリーダーシップのある娘だと思っているみたいですけど、ホントは甘えん坊なんです。親に甘えたくて仕方ないんです。」
「そんな中、私を引き取ってくれる三十代の夫婦が現れました。」
「私はラッキーだと思いました。何故なら赤ちゃんからやり直して思いっきり甘えられると思ったからです。記憶は無くなっちゃいますけど思いっきり甘えられるし良いかなって」
カメラマン
「そっかぁ、可愛く育ったのに勿体ない気がするけど・・ま、今日は悠ちゃんの文字通り見納めだからしっかり撮るね。」

「お願いします。」
カメラマン
「一時間後には肉体退化装置のある大学に行くから」

「分かりました。」
カメラマン
「そういえば、身の回りのもの全て処分したって聞いたけど」

「はい、この際全部処分しようかと、残っている私の財産は今着てる制服とかだけですよ。」
カメラマン
「だったら今それも処分しない?」

「え!?今処分したら、ハダカになっちゃいますよ!」
カメラマン
「いいじゃない。どうせ産まれたままの赤ん坊に戻るんだから、それに処分した方が後戻り出来なくて覚悟も出来るだろうし、このビデオも見納めの意味がしっかりするし」

「う~分かりました。しっかり撮ってくださいね!」

悠はカメラマンを睨みながら制服のリボンに手を掛けた。