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最終更新:2016年4月21日(木) 20時41分

テレビ会議で差し入れ要請、松本副大臣が陳謝

 熊本地震の現地対策本部長を務めていた松本内閣府副大臣は、政府とのテレビ会議で自身らに対し食料の差し入れを求めたことを認め、陳謝しました。

 「テレビ会議を使って自らへの差し入れを求めたことは批判を招くのではないか」(民進党 高井崇志衆院議員)

 「大変申し訳ないという思いも一方であります。バナナでもおにぎりでもいいです、一口でもいいですから、なんとか差し入れをお願いできませんかというお願いをしたことは事実であります」(松本文明内閣府副大臣)

 松本副大臣は、熊本県の要望などを伝えるための政府とのテレビ会議で、自身や現地対策本部の職員に対する食料の差し入れを求めたことを認め、陳謝しました。一方で松本氏は、職員が1日何も食べていない状況だったとして、「夜を徹して懸命に働いている人たちの健康管理も大きな責任の一つ」だと釈明しました。

 今回の松本氏の言動には、与党内から苦言が出ています。

 「その電話会議の内容は全く残念だと思う」(公明党 漆原良夫中央幹事会会長)

 漆原氏は、このように述べたうえで、「本当に寄り添う気持ちで国会議員や役人は現場に行かなければ」と指摘しました。(21日14:57)

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