柏崎刈羽原発で装置のバッテリーから液体漏れ
東京電力が再稼働を目指す新潟県の柏崎刈羽原子力発電所にある建物の中で、21日午後、「電源盤から煙が出ている」と消防に通報がありました。実際は煙ではなく装置のバッテリーからの液体が漏れて霧状になっていたと分かりましたが、一時、消防車などが出動する騒ぎとなりました。
21日午後2時すぎ、柏崎刈羽原発の6号機と7号機の「廃棄物処理建屋」という建物の地下1階で、作業員が「電源盤から煙のようなものが出ている」と消防に通報しました。
通報を受け、消防車など8台が出動しましたが詳しく調べた結果、装置のバッテリーの液体が漏れ出て霧状になっていたことが分かり、火や煙は確認されませんでした。
電源盤は作業員が連絡を取り合うための通信設備の電源で、中にバッテリーが入っていました。東京電力によりますと、このトラブルで放射性物質が漏れ出すなどの異常はなかったということです。
柏崎刈羽原発を巡っては、重要なケーブルが不適切に敷設されていたほか、5号機で原子炉内の制御棒が勝手に動き出すなどのトラブルが相次いでいます。
通報を受け、消防車など8台が出動しましたが詳しく調べた結果、装置のバッテリーの液体が漏れ出て霧状になっていたことが分かり、火や煙は確認されませんでした。
電源盤は作業員が連絡を取り合うための通信設備の電源で、中にバッテリーが入っていました。東京電力によりますと、このトラブルで放射性物質が漏れ出すなどの異常はなかったということです。
柏崎刈羽原発を巡っては、重要なケーブルが不適切に敷設されていたほか、5号機で原子炉内の制御棒が勝手に動き出すなどのトラブルが相次いでいます。