気象庁「地震活動 このまま収まるということではない」

気象庁「地震活動 このまま収まるということではない」
k10010492301_201604211631_201604211634.mp4
熊本県や大分県で続く一連の地震活動について、気象庁の青木元地震津波監視課長は午後3時半から記者会見し、「活発な地震活動が現在も続いているため、引き続き強い揺れに警戒してほしい。また、きょうはすでに大雨になっているところがあり、急斜面の近くや、すでに土砂崩れが発生している場所は、特に危険な状態なので、土砂災害に厳重に警戒してほしい」と述べました。
また、最初の震度7の地震から1週間がたった今後の見通しについては「地震の回数の増加は緩やかになっているように見えるかもしれないが、全体の活動は依然として活発な状態で、このまま収まるということではない。当初、警戒が必要な期間は1週間程度だと考えていたが、その後、広い範囲で地震活動が活発になるなど、過去の例があてはまらず、見通すのは難しい。少なくとも今後、1週間程度は地震活動が続くと考え、強い揺れに警戒してほしい」と話しています。