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【プロ野球】

ラミちゃん采配的中 連敗5でストップ

2016年4月21日 紙面から

DeNA−広島 7回裏1死満塁、ロペスは満塁ホーマーを放ち、ラミレス監督(左)に祝福される=横浜スタジアムで(西岡正撮影)

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◇DeNA10−0広島

 DeNAが連敗を5で止めた。1回にロマックの犠飛で先制し、2回には2点を加点。7回はロペスの4号満塁本塁打、8回には筒香の7号2ランで突き放した。7イニング4安打無失点のモスコーソが2勝目。広島は上位打線が封じられ、初の無得点負け。

 ラミレス監督の理想が初めて形となった。「ほぼ完璧に近いゲームが初めてできた。必要なことをすべてやることができた」。DeNAが今季2度目の2桁得点、今季初の無失点勝ちで連敗を5で止めた。

 積極的な作戦で流れを引き寄せた。1回、先頭の桑原が中前打で出塁すると、続く石川の初球にヒットエンドラン成功。ロマックの先制左犠飛に結び付けた。2回も無死一塁で、倉本がカウント3−1からランエンドヒット。左前打でチャンスを広げ、2死後の桑原の右前2点適時打につなげた。

 指揮官は「早い回から作戦を仕掛けることは相手も予期してなかったと思う」とニヤリ。モスコーソが7イニングを無失点で踏ん張ると、7回に打者一巡の猛攻でロペスの4号満塁弾を含む5得点。8回には、筒香のリーグ単独トップに立つ7号2ランが飛び出した。

 前日までの20試合で5連敗が2度、3連敗が1度あり、シーズン100敗ペースだった。「ここまで負けるとは思っていなかった。ここをターニングポイントにして連勝していければ」。完勝をきっかけに上昇気流に乗る。 (小林孝一郎)

 

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