Trans-boundary music festival from Kyoto. Searching for a future of creativity by crossing genres among popular and contemporary music, classical music, art, dance, Japanese traditional craft, science and technology, and so on.
平安神宮、コンサートホール、美術館、公園、動物園、
琵琶湖疎水等を有する京都の文化ゾーンの一つ「岡崎エリア」。
2016年リニューアルオープンしたロームシアター京都を中心に、
この岡崎エリアを舞台に開催される
京都岡崎音楽祭「OKAZAKI LOOPS(オカザキ ループス)」。
音楽を中心に、アートやパフォーマンス、伝統工芸、食など、
さまざまなカルチャーが融合する、これまでにないイベントです。
イベント開催にあたり、広上淳一(クラシック音楽)、高木正勝(音楽)、
名和晃平(美術)、首藤康之(ダンス)、細尾真孝(伝統工芸)の
各分野の第一線で活躍するクリエイターたちをディレクターに迎え、
異なる視点からのキュレーションや
コラボレーションによるプログラムを披露します。
「クラシック×ポップス」、「音楽×ダンス×アート」、「音楽×科学」、
「ダンス×伝統工芸」、多様な分野の「かけ合わせ」による新しい作品や
価値観から、未来の音楽や文化を生み出すことを目指します。
東京音大指揮科に学ぶ。1984年第1回キリル・コンドラシン国際青年指揮者コンクールに優勝し、国際的な活動を開始。フランス国立管、ベルリン放響、コンセルトヘボウ管、モントリオール響、イスラエル・フィル、ロンドン響、ウィーン響などメジャー・オーケストラへの客演を展開。国内では全国各地のオーケストラはもとより、07年サイトウ・キネン・オーケストラ、また、08年に水戸室内管弦楽団を指揮し、聴衆および批評家からともに絶賛された。現在、京都市交響楽団常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー。東京音楽大学指揮科教授。
映像作家/音楽家。1979年京都生まれ、兵庫県在住。山深い谷間にて生活。国内外でのCDやDVDリリース、美術館での展覧会や世界各地でのコンサート、映画やCM音楽など、分野に限定されない多様な活動を展開している。細田守監督の映画「おおかみこどもの雨と雪」(2012)、「バケモノの子」(2015)の音楽を手掛ける。2013年、アフリカ開発会議(TICADⅤ)関連企画としてエチオピアを訪問・取材し、映像作品『うたがき』を発表した。2015年秋、7人のミュージシャンとともに5年ぶりのホールワンマンコンサート“山咲み”を開催。最新オリジナルアルバムは2014年に発表した「かがやき」。
1975年生まれ、京都市在住。1998年、京都市立芸術大学彫刻専攻卒業後、英国王立芸術大学院(Royal College of Art)交換留学。2005年、アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)日米芸術交流プログラムでニューヨークに滞在。国内外での個展、グループ展は多数。その傍ら2009年に旧サンドイッチ工場を改装した創作のためのプラットフォーム「SANDWICH」(京都伏見区)を立ち上げ、自身の作品制作の他、アーティストやデザイナー、建築家など様々なジャンルのクリエイターが集ってプロジェクトが進行するスタジオをディレクターとして運営している。現在、京都造形芸術大学大学院美術研究科教授。
15歳で東京バレエ団に入団し「眠れる森の美女」王子役で主役デビュー。その後、古典作品をはじめ、モーリス・ベジャール「M」「ボレロ」ほか、イリ・キリアン、ジョン・ノイマイヤー、マシュー・ボーンら世界的現代振付家の作品に数多く主演。2004年同バレエ団を退団。その後もウィル・タケット演出・振付「鶴」、中村恩恵振付「Shakespeare THE SONNETS」などのダンス作品の他、映画、ストレートプレイ、小野寺修二演出「空白に落ちた男」、長塚圭史演出「音のいない世界で」、串田和美演出「兵士の物語」、白井晃演出「出口なし」など多彩な作品に出演。また、KAAT神奈川芸術劇場では「DEDICATED」シリーズをプロデュース等。第62回芸術選奨文部科学大臣賞他、受賞多数。
1978年、西陣織老舗 細尾家に生まれる。細尾家は元禄年間に織物業を創業。人間国宝作家作品や伝統的な技を駆使した和装品に取り組む。大学卒業後、音楽活動を経て、大手ジュエリーメーカーに入社。退社後フィレンッェに留学し、2008年に細尾に入社。2009年より新規事業を担当。帯の技術、素材をベースにしたファブリックを海外に向けて展開し、建築家、ピーター・マリノ氏のディオール、シャネルの店舗に使用される。最近では「伝統工芸」を担う同世代の若手後継者によるプロジェクト「GO ON」のメンバーとして国内外で幅広く活動中。日経ビジネス誌2014年「日本の主役 100人」に選出される。
広上淳一&京都市交響楽団 / 高木正勝 / 名和晃平 /
ダミアン・ジャレ / エミリオス・アラポグル / 森山未來 /
原 摩利彦 / 首藤康之 / 中村恩恵 / 細尾真孝 /
「ALMA MUSIC BOX:死にゆく星の旋律」 プロジェクト
(mito、蓮沼執太、伊藤ゴロー、澤井妙治、スティーブ・ジャンセン、
湯川潮音、Throwing a Spoon、川村真司) /
「2045」(Daito Manabe × Yusuke Tomoto × 2bit Ishii、徳井直生)
and more
メインホール
写真:小川重雄
サウスホール
写真:小川重雄
ノースホール
写真:小川重雄
ローム・スクエア
写真:小川重雄
みやこめっせ
京都国立近代美術館
平安神宮
京都市美術館
主催:OKAZAKI LOOPS実行委員会
(京都市/公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団/京都新聞社/株式会社エフエム京都/株式会社京都放送/有限会社エピファニーワークス/公益社団法人京都市観光協会/京都市立芸術大学)
実行委員長:公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団 専務理事 藤井宏一郎
特別顧問:京都市長 門川大作
OKAZAKI LOOPSディレクターズ:
広上淳一(京都市交響楽団常任指揮者)/高木正勝(映像作家/音楽家)/名和晃平(彫刻家)/首藤康之(バレエダンサー)/細尾真孝(西陣織「細尾」取締役)
助成:平成28年度 文化庁 文化芸術による地域活性化・国際発信推進事業