Facebookページのいいねをもらえない企業の特徴と改善策
0どうも。Yamadaです。
色々と思案してきましたが、手っ取り早くアクセスを今のところ稼げるのは、やっぱりFacebookページなのかなーと感じます。
特にTwitterはものすごい速さで過ぎ去るのに対して、Facebookは翌日もふらっと気が向いたかのようにフィードに出てくるため、良いコンテンツは2度よみがえると言えます。
ということは、Facebookページ(個人Facebookでも可)ができるだけ多くの人に「いいね」してもらうのが一番の近道と言えます。
とは言え・・・。
自分が「いいね」してもらいたいという絶対的欲求だけでは、潜在顧客となるユーザーが、あなたのFacebookページを「いいね」するわけもなく、そのあたりに一手間加える必要があるのかなーと思うわけです。
今回はそんな「いいね」してもらう方法をご紹介します。
ダメなパターン
一番売上に直結する話をすると、既にあなたの企業のサービスや商品を利用しているユーザーが、あなたのFacebookページにいいねをすることで、ダイレクトに新着情報をお知らせすることが可能になります。
既に利用している人は、あなたのサービスや商品にお金をお支払いしてくれる可能性が高いのは当然ですし、コミュニケーションが取れれば、様々な声を聴くことが出来ます。
それはクレームかもしれませんし、アドバイスかも知れませんし、意見かもしれません。でもこれはとても有意な声です。この関係を築く上でも、Facebookでいいねを押してもらうことはとても大事な事です。
しかし、新着情報を流せばFacebookが有効活用できていると思っているところもまだまだ沢山ありました。
例えば、以前請け負ったお店では、居酒屋のカウンターに、「いいね」して下さい!というメッセージカードがおいてありました。
「○○で検索」という一言が添えてあり、新着情報をお知らせしておりますという宣伝文句が書かれており、一見するとFacebookページのいいねを獲得するリアル活動にも見えますが、残念ながらこれにはほどんど効果がありませんでした。
今なら、Google URL Shortener を使ってQRコード(二次元バーコード)作成【無料】でQRコードを作れば、一体何人程度の人がこのQRコードを使ってくれたのかを簡単に集計できます。
1週間のQRコード利用者は3人でした。
はい。
いいねをもらえない企業の一番の特徴は、いいねをもらうことが目的となっているということです。
極論を言えば、メッセージカードを見ただけで、「Facebookのアカウントを作ってくれて、ページを見に来てくれる」という状況をまるで想定していないということです。
なぜダメか、どこを改善するべきか
おそらくこうして文字として読むと、なぜダメなのかは説明する必要がないかと思いますが、ほとんどの人は、企業が出す新着情報にあまり興味がなかったりします。
興味がないからわざわざQRコードを読み込むという人もいません。
この居酒屋は、21時~0時が結構人が入ります。そこで、Facebookでは、本日のお勧め商品にプラスして、空き席状況と、本日の生モノ仕入れ品の写真をアップするように、投稿内容をシフトしました。
この本日の生モノ仕入れ品と言うのは、タコとか、マグロとかですね。行きた状態のままの写真はなぜか(私もよくわかっていません)多くのいいねが付く傾向にあり、空き席状況は混んでる時は混んでると伝えることで、集客が1ヶ月で1.1倍、3ヶ月で1.4倍に増え、常に満席が続くことも増える程の反響っぷりに。
また、QRコード用のメッセージカードを変更しました。
「いいねしてください」をやめて、「空き席状況の確認と、ご予約、人気生モノお取り置きができます」というメッセージを添えました。
この改善で直ぐに結果が出ました。QRコード利用者は1週間3人から、12人に。
つまり、Facebookページに利用価値をつけることが出来たといえます。
大切なのは、メッセージカードの役割は、それを見た人に価値を提供することです。
つまりいいねして下さいとかは実際どうでもよくて、Facebookページ事態に価値を先につけ、それをカードに込めることで初めて売上に繋がるということです。別のカフェでは、「この料理には、このエッセンスを」で成功
これは私の功績でもなくて、そのお店に入った若い女の子の提案で店長がはじめた所、成功しちゃったやつですが、日々のレシピとかを書こうと始めたFacebookですが、レシピなんてそこら中にあるので、書いても効果は得られなかったといいます。
そこで、新たに始めたのが「この料理には、このエッセンスを」です。
例えば、一番わかり易いのは「焼きそばにはマヨネーズを」とかです。「ポテトサラダに粗めのブラックペッパーを」といったほんの少しのアイデアを公開し始め、成功したパターンです。
結局のところ、コンテンツさえあれば、それを宣伝するのも簡単になりますよね。
こちらもお店のカウンターにポップが置いてあったのですが、その内容もリニューアルされ、「新着情報をお知らせ!」から、「あなたの料理を手軽に変える方法をご紹介」にしたことで、QRコード利用者も増えました。
いいねされない企業の多くは、人がなぜそのFacebookページをみる必要があるのか?をほとんど深く考えていないケースが多いです。でもたんに深く考えていないだけで、少し考えると、結構いいアイデアが生まれる事も多いので、是非ちょっとだけ自分がいいねを押す理由を考えてみてください。
それでは、また。