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 メキシコ南東部ベラクルス州の石油化学工場で20日、大きな爆発があり、少なくとも従業員ら3人が死亡、数十人がけがをした。AP通信などが、工場を運営するメキシコ石油公社や地元当局の話として伝えた。原因は不明という。

 爆発があったのは、メキシコ湾に面する石油関連の工業地帯の一角。塩化ビニールを作る工場で同日午後3時過ぎに爆発があり、有害な黒煙が巻き上がった。爆発の揺れは10キロ先にも伝わり、近隣の2千人以上が避難したという。メキシコでは石油関連施設の事故が相次いでおり、2月にも南東部の油田施設の火災で2人が死亡、少なくとも7人がけがをした。

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