【AFP=時事】カナダのジェーン・フィルポット(Jane Philpott)保健相は20日、世界の薬物問題に関する国連(UN)の特別会合で、同国が2017年春にマリフアナ(乾燥大麻)を合法化する新法を導入する予定だと表明した。
AFPが入手した発表声明文の写しによると、フィルポット保健相はマリフアナ合法化が「多くの国では現状に対する挑戦となる一方で、わが国では若者を保護すると同時に公衆安全も高められる最善の方法となることを確信している」と述べた。
またマリフアナを解禁する理由として、カナダや他国で現在施行されている禁止法は過剰に厳しく実効性も低いとの見方があることなどを挙げた。
2014年の統計によれば、カナダでは国民約3500万人のうち約100万人がマリフアナの常用者で、ジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相も議員時代を含め計5~6回マリフアナを使用したことを認めている。【翻訳編集】 AFPBB News
恩恵に偏り アベノミクス「分断」の現場
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