熊本県内の停電 ほぼ解消

熊本県内の停電 ほぼ解消
九州電力は、一連の地震の影響による熊本県内の停電は20日午後7時ごろにほぼ解消されたと発表しました。
九州電力によりますと、地震の影響で送電線が断線したり、送電線をつなぐ鉄塔が傾いたりして、一時、熊本県と大分県の合わせて47万6000戸余りで停電となりました。
九州電力は、発電機車、合わせて162台を出動させるなどして順次電気を供給した結果、残っていた熊本県内のおよそ300戸の停電について、20日午後7時すぎに解消されたと発表しました。
一方、電柱にある変圧器が故障したり家庭までの引き込み線が断線したりして、停電が続く場合もあるということで、九州電力は、新たな送電線のための仮の鉄塔の設置や変圧器の修理などの作業を急ぐことにしています。