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「消費増税1%刻みも」

 自民党の稲田朋美政調会長は20日、来年4月の消費税率10%への引き上げについて「決めたから絶対に2%ということではなく、まず1%上げる考えもある。上げ方もいろいろな道筋がある」と述べ、増税幅を1%にとどめる選択肢もあり得るとの見方を示した。国会内で記者団に語った。

     稲田氏は熊本地震に触れ「地震対応に全力を挙げるべきで、今、増税延期かどうかを議論すべきではない」とした上で、「増税延期しても財政再建の道筋を示す必要がある」と述べ、延期の場合は財政健全化の方策を明示すべきだと強調した。

     菅義偉官房長官は20日の記者会見で「それは政調会長の考え方だ。(増税幅1%は)今まで考えたことはない」と否定的な見解を示した。【加藤明子】

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